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内容説明
自らの運命が導く罪に怯える日来ユキは、願いをかなえるため大鳥居の下で「ゆきおんなさま」に出会う…果たしてその存在とは。そして謎の大地主「神楽刈家」とは…すべての謎が今明らかになる。モーニングにて『とりぱん』大人気連載中のとりのなん子が綴った初めての本格“物語”作品『黒白(こくびゃく)』、その圧倒的な世界観とともに終幕を迎える下巻! まだ見たことのない“とりのなん子”が、ここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
19
△ 東北にある小さくて閉鎖的な村を舞台にしたホラーテイストのサスペンス。村の大地主の神楽刈家の謎、二人目のユキの真相、三人目のユキの「お渡り」という儀式が描かれる下巻。上巻、中巻までは面白かったのですが、下巻はイマイチ楽しめませんでした。話が分かりにくく、結末も期待していたものとは随分違ったせいかな。2016/07/16
にゃむこ@読メ11年生
6
なんか怖いもの読んじゃったな、という印象。よく分からないまま置いてきぼり感強め。どうしてこうなった。2021/02/15
あまた
5
面白いか面白くないかの二択なら面白いんだけど、読後感は微妙。私が、かくらかりさまの解釈を固めていないからだと思う。ただ、人、一人一人側の描写は夫々どんな端役でも厚みがあって、それだけでこの話を深くしていると思う。装置…システム側がいまいち納得行かないというか分からないんだけど、そういう不穏さ,置いて行かれている感じはこの世界を描く上で正解なのかもしれない。丁寧に描かれた「漫画」で好感高いので「とりぱん」と並行してこういう話ももっと描いて欲しい。2016/06/28
圓子
4
リュウジは山に食われたままでもよかったのに。ミユキがあかるげなラストでよかった。それに尽きる。2016/12/21
ヒロ
4
なかなか、意味深で面白かった。わざとすっきり全部説明してないのかしら? たとえば、この設定でいろんな短編をつなげて、クロニクルみたいにしてもらえないかな・・・。2016/07/07