内容説明
裁判員制度勉強会で知り合った桜井香子に一目惚れして以来、一色知也の人生は、次第に暗がりへと呑み込まれていく。実は知也は養子で、実父は二十年前の一家惨殺事件で死刑になっていた。刑期を終えて目の前に現れたその共犯者小田島の影に怯えつつ、知也は香子がひた隠す、二人の呪われた宿命を辿ってゆく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
140
2011/10/14 Amazonより届く。 2022/1/15〜1/21 父親が殺人犯として死刑に処せられた一色知也は養子として事実を知らずに育つ。裁判員制度勉強会で知り合った桜井香子に死刑制度の是非を問わて戸惑いつつも、初めての恋人に対して必死で応対する。そこに、父親の共犯として服役していた小田島が出所し、知也の前に現れ出生の秘密を聞かされてしまう。本人も知らなかったその事実を、なぜか桜井香子は知っているようであった。 2022/01/21
Kanonlicht
48
20年前に起きた2人の犯人による一家殺人事件。主犯とされた1人は死刑が執行され、共犯で無期懲役を言い渡された男が仮出所したことで再び事件が動き出す。ミステリーというよりは、事の成り行きを淡々と追うような構成。登場人物の心境に共感できなかったり、語られない顛末も多かったけれど、実際の事件は当事者以外には理解できない部分が多いことを考えるとそれもまたリアル。一つの事件が、関係するすべての人たちに深い傷痕を残したということなんだろうな。2025/12/24
カッパ
23
もともと復讐や後悔ものを書くという印象。今回もそれは違えていない。ただ、その復讐の方法はいささか常軌を逸していたけど。シスターコンプレックスとはそのようなものなのかな。主人公とその母や刑務官の悩みなど要素が盛り込まれていた。沢山のことが混じり合って熟成していくのが良いと思う。2017/09/29
ゆみねこ
22
実父は一家惨殺事件の主犯として死刑になり、共犯者は刑期を終えて出所。共犯者小田島が目の前に現れた時、一色知也の身の回りに起きた色々な出来事は。。 うーーん、ちょっと詰め込み過ぎているわりに、読後はさらりと忘れてしまいそうな…。2012/04/25
すずきんぐ
7
運命の悪戯?口は災いのもと? という感じで繋がっていった。読みやすかったけど後味はイマイチだった。2015/12/07




