内容説明
「わたしは、情報員(スパイ)である前に人間でありたい」。第二次世界大戦下のスペイン・マドリードで、敵同士ながらも愛し合う北都昭平とヴァジニア。2人をつけ回すゲシュタポ将校ハンセン兄弟の魔の手。2人はその愛を全う出来るのか。そして和平への糸口を見つけ出せるのか――。愛と諜報の壮大な歴史サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひで
9
ハラハラ、ドキドキ、ワクワク。2017/02/02
へいへい
6
下巻はテンポよく進んで、最終章ではカタルシス。これからも色んな困難が待ち受けてる事を匂わせつつ、つづく といった感じ。解説はこれまでで最良。この作品のポイントを見事に抑えている。2016/09/09
HoneyBear
5
引き続き面白いが、展開に新鮮さがなくなってきた。
nom
4
太平洋戦争時の物語。スパイの人間関係。スペインが舞台の中心。中立的な立場だかったからね。面白かったーさてこの続きはどう展開していくのか。2013/04/11
Chie Imamizo
3
負けると薄々解っている戦いに、挑まざるえない…辛いっす。今現在の世界平和を願う。 ホクトのような人が実在したのか調べてみたくなる。2014/08/31