内容説明
英国将校の死体が身につけた“機密文書”の真偽を探れ! 無条件降伏を突きつけられたドイツ。ヒトラー最後の望みは、地中海沿岸に上陸する連合軍の返り討ちのみ。枢軸国と連合国、史上最大の欺瞞工作が始まった。時代のうねりに引き裂かれる北都昭平とヴァジニアの愛の行方は? 傑作長編、イベリア・シリーズ第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えと
17
イベリアシリーズ。北アフリカに上陸を果たした連合軍の次のターゲットは、シシリー島。その狙いをそらし混乱させるために、イギリスの情報部が偽装工作を試みる。この時期にくると、ドイツも日本も各地での撤退が見られるようになる。北都も…下巻へ。2016/04/11
ひで
7
下巻へ。2017/01/31
かこ
5
ミンスミート作戦に、カティンの森事件が主な話題でした。ミンスミート作戦は成功か失敗か。Wikiで調べたらやっぱりね、の結果です。次作も読むのがしんどいぜ…2021/02/13
へいへい
5
久しぶりのこのシリーズだが、登場人物たちの会話の中で状況を詳しく説明してくれるので置いてかれる心配がない。逆に言うとかったるく感じるところはある。後半にかけて面白い展開になってきたところで下巻へ続く。2016/08/29
Chie Imamizo
2
偽装工作がなかなか長丁場、下巻に続く…2014/08/26