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内容説明
建築不況、食品偽装、市場混乱、メディアスクラム、裁判員制度……。日本停滞の背景には「法令遵守」からさらに進む、なんでも「遵守」の害があった! コンプライアンスの第一人者が問題を鋭く指摘、解決策を示す。(講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
227
法令遵守と言いながらそれを徹底すると世の中がおかしくなると思った。あと本当にマスコミのチェックはあらゆる意味で甘いなと思う。2019/10/05
てつのすけ
41
我々日本人にとって法令とは、「伝家の宝刀」なのだろう。すなわち、使うことがなく崇めるものということである。このような状況だからこそ、誰か(特にマスコミ)が大きな声で言うことが正しいと思い、それに対して、批判検討することなく受け入れるということに繋がっていくのだろうと思う。2020/06/18
i-miya
38
2013.01.25(初著者、初読)郷原信郎著。 2013.01.24 (カバー) 遵守主義が法令意外にも広がっている。 私は、かねてから「コンプライアンス=法令順守」という考え方は、間違っているといい続けてきた。遵守の対象を法令だけでなく、社会的規範にまで拡大させる考え方-一層大きな問題。 2013/01/25
忽那惟次郎8世
10
2009年2月発行の本 同じ年の5月に裁判員制度がスタートする 裁判員制度に対するするどい批判を展開、その他 社会保険庁の厚生年金記録の改ざん問題の真実など 私にとって知らなかった事実が書かれている もはやこれは「改ざん」などと指弾される問題ではないと認識した 当時の厚労大臣だった 舛添氏の酷さ TBSの朝ズバやみのもんた氏の報道の酷さ 秋田連続児童殺害事件等でのメディアスクラムの問題など 多岐に渡り批判している ただし批判にとどまらず 終章では今後の真の法治社会をどう構築すべきか提言が書かれている良書2025/03/11
g.t
10
コンプライアンスとは法令遵守を超え、すべての社会の要請に答える事である、そんな風潮が蔓延する現在。メディアは一方的に悪を祀り上げ、その功罪を画一的に報道する。守る側が遵守すべき社会的規範であるが、一度社会的規範のラインを超えた企業、人に対して、そのことを論う風潮は決して良いものとは言えない。本当に遵守すべきルールは何か、を明確にして我々は営みを続けていく必要がある。悪い事は何か、本質的にその行為は悪なのか。我々は考え続ける必要がある。2020/10/02
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