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内容説明
官製パニックはこうして作られた! 人権無視の異様な検疫風景、マスクなしでは街も歩けない風潮、泣き崩れる校長……。あのパニックを作ったのは厚労省幹部だった! 現役医系技官がその構図と真の問題点を鋭く分析。(講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
216
もう10年前になるがいかに当時新型インフルエンザでバタバタしてたかがよくわかる。なんか学校閉鎖とかしてたなと思い出した。2019/08/22
こも 旧柏バカ一代
18
元の職場への恨み節が凄いけど、それだけの事はあると思う。お前ら真面目に仕事しろよ、、2021/01/11
Artemis
10
2009年の新型インフルエンザ騒ぎ。 その頃、厚労省の出先期間である空港検疫の検疫官である筆者が、国民の健康よりも自分たちの利権を優先する厚労省に苦言を呈す。 10年後のコロナパニックの話かと思うほどやっていることは同じ。体質はそう簡単にはかわらないが、SNSによって情報発信は可能になった。玉石混合の情報の中から正しい情報を拾い上げることは大変だけど、行政の対策を鵜呑みにせず提起された問題に、自分で考えること、いろんな情報を集めることは怠ってはいけない。2024/09/03
やす
4
厚労省の中にいたはぐれ者が厚労省や感染症対策の問題点をあげた本。現状を見ると今も変わってないんだろうなと思う。ただ隣の芝は青く見えるのか知らないが、欧米のシステムを礼賛しているところはどうなんだろう。2021/01/27
山根清志
2
「科学的根拠のない方法でもみんなが有効だと思い込めば公衆衛生対策になってしまう」「科学的議論が尊重されない国の行動は極端に流れやすい」「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」2020/12/18