内容説明
北インド、南インドときたら、東も西にも行ってしまえ! とガイドブックも忘れ、東インドへ出発。空港ではインド人と話し込み飛行機に乗り遅れ、宿泊先のホテルでは見ず知らずの小学校の同窓会になぜか加わり、昔話に花を咲かせるはめに……。道ばたで青年にお菓子を恵まれるまでに逞しくなった中谷美紀。ベストセラー30万部の「インド旅行記」シリーズ第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
386
最終巻の第3巻(写真編の第4巻はあるが)は、東インドと西インド。これで、ほぼインドを大まかには全て周遊したことになる。第3回と第4回の間隔はわずかに3日。スケジュールの都合でそうなったのだろう。中谷美紀さんと一緒に(本の中で)インドの旅を終えてみると、あらためて彼女がいかに自然体でインドに接してきたかがよくわかる。入れ込み過ぎもしないし、もちろんインドの様々な過剰を忌避することもない。日本からすれば、インドはその風景も人も文化も価値観も大きく違う。だこらこそ旅する価値があるのだろう。いい紀行だった。2019/11/15
takaC
62
旅行記4(総集編相当)を先に読んでしまったのでなんとなく復習のような感じで読んだ。1、2とはちょっと旅行の雰囲気も違っていたかも。2015/11/21
さとか
37
ようやく読み終わったー‼️3巻は、紅茶の産地ダージリン地方などの東側と、大都市ムンバイを擁する西側を巡る。東インドは世界3番目の高山カンチェンジュンガの記述と、ゴンパ巡りばかりが続いたので結構読み飛ばしてしまった…美紀さんゴメン🙏💦西インドは、観光名所であるオウランガバードの石窟や、ライオンサファリなど、割と動きが出てきたので興味を持ちながら読めた☺️今回でインド旅は完結🇮🇳美紀さんは30前だったんだけど、そのタイミングで自分の殻を撃ち破るインパクト大の旅をできたのが、何よりの幸運だと思った。2020/12/10
姉勤
36
インドと中谷美紀三たび。1で北インド、2で南、本書で東へ西へ。3度目のインドという事で姿勢も文章もこなれて、読んでいる方もリラックスできる。文化や遺跡、宗教の記述が増えるのは、便利,快適,娯楽をめざす事で、近現代以降希薄になった日本人アイデンティティーか。プリミティブで質素なインドの水に晒されて発色した染物の様に。インドに慣れた彼女も、途中で冷水にかわるシャワーには辟易。その分、食欲はますます旺盛。短期ベジタリアンも返上し、魚介インドめしを咀嚼する。インドさん、惚れてないけど、また逢いましょうってか。2014/03/14
ごま
29
インド旅行記、最終巻。東インドのチベット文化がとても濃い様子が、読んでいてとても興味深かったです。西インドも東インドも知らない地名がいっぱいで冒頭の地図で確認しながら読みました。南インド編まではすっかり「なんちゃってベジタリアン」になっていた中谷さんですが、今回は魚をよく食べてらっしゃいました。東西南北それぞれで独自の食文化(もちろん食、だけではありませんが)が存在するインドって、深い!カンチェンジュンガ連峰は、いつか自分で見に行ってみたいなぁ。2013/05/15
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