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内容説明
「学び」とは,あくなき探究のプロセスだ.たんなる知識の習得でなく,新しい知識を生み出す「発見と創造」こそ本質なのだ.本書は認知科学の視点から,生きた知識の学びについて考える.古い知識観──知識のドネルケバブ・モデル──を脱却し,自ら学ぶ力を呼び起こす,画期的な一冊.
目次
目 次
はじめに
誰にでもできる探究……羽生善治
第1章 記憶と知識
1 「記憶力がよい」とはどういうこと?
2 知識とは何だろうか?
第2章 知識のシステムを創る──子どもの言語の学習から学ぶ
1 できることから始める
2 ことばの意味の学び方を学ぶ
3 知識のシステムを構築する
4 概念の創出
第3章 乗り越えなければならない壁──誤ったスキーマの克服
1 赤ちゃんでもわかる物理法則
2 誤ったスキーマ
3 思い込みの落とし穴
4 母国語のスキーマと外国語学習
5 誤ったスキーマの克服
第4章 学びを極める──熟達するとはどういうことか
1 熟達とは何か
2 スキルの自動化と作動記憶
3 直観力はどこから生まれるのか
第5章 熟達による脳の変化
1 脳のしくみと熟達
2 脳はどのように変化する?
3 人から学ぶときの脳の変化
4 「直観」はどこにある?
第6章 「生きた知識」を生む知識観
1 知識観が学びを決める
2 「生きた知識」を獲得するには
3 暗記はほんとうにダメなのか
4 「生きた知識」とエピステモロジー
第7章 超一流の達人になる
1 いかに練習するか
2 努力か、才能か
3 熟達と創造性
4 「天才」とはどんな人か?
終章 探究人を育てる
1 探究人を育てるためのシンプルな鉄則
2 遊びの中から探究心を育む
3 学ぶ力は自分で身につける
おわりに
参考文献
感想・レビュー
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KAZOO
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rigmarole
とくけんちょ
まこみや