出版社内容情報
★☆★世界各国の「ももたろう」級の話を集めてシリーズ刊行!★☆★
竜巻に家ごと飛ばされてしまった女の子、ドロシーは家に帰る途中に、賢くなるために脳みそが欲しいかかし、優しいこころがほしいブリキの木こり、勇敢になりたい臆病ライオンと出会う。
4人の願いをかなえてくれるというオズのまほうつかいが住む、エメラルドの都に向けて、冒険の旅が始まる!
アメリカ議会図書館が「アメリカで最も優れ、最も愛されているおとぎ話」と評した、不朽の名作。
内容説明
アメリカの作家ボームによって1900年に発表された「オズのまほうつかい」は、舞台化、映画化によって国民的に知られる物語となりました。竜巻に吹き飛ばされた少女・ドロシーは、頭がよくなりたいかかし、優しい心が欲しいブリキの木こり、勇敢になりたいライオンと知り合い、それぞれの願いをかなえてくれるというオズの魔法使いが住む都を目指します。オズに命じられ、悪い魔女退治を成し遂げた4人は見事その願いをかなえてもらうのですが、それまでの助け合いの旅を通じて、すでに皆は自らの力でその目的を遂げていたのかもしれません。アメリカ議会図書館は本作を「アメリカで最も優れ、最も愛されているおとぎ話」と評しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
136
せかいのいちばん童話シリーズ第三弾は、アメリカの「オズのまほうつかい」でした。「オズのまほうつかい」の話は知っていましたが、絵本は初読です。 https://bunkyosha.com/books/97848665191732025/04/07
ふじ
12
雑貨屋にありそうなパッケージデザインの本。各国の桃太郎レベルで有名な昔話のシリーズ絵本。サイズもデザインもいいので、これから子どもが産まれるならぜひ棚にひとセット揃えたい佇まいでした。意外とオズと魔法使いの絵本って少ない気がするので。2025/04/05
すだ
4
とってもポップでキュートなイラストに一瞬で心奪われました。多分大きな省略もなくきちんとしたストーリーが紡がれていると思われます。まじ良書。小さいころ大好きだったお話なので余計にうれしい。大人になって改めて読むとなんだか奇想天外というか、やっぱり面白い話だなぁと思わされました。昔より考察グセ(?)がついてしまったので「これは何かの象徴なのか…?」などとくだらないことを考えてしまいました…。純粋に楽しめる子どもって素晴らしい。ちゃんとした原作本も読みたくなってきました。あとこれ自分用に絶対買う。2025/06/18
りー
3
アメリカの話だったのか!かなり久々に読んだので、細かいところは忘れていて新鮮な気持ちで読めた。娘は魔女が出てくる話が好きなので東西南北の魔女が出てくるところでやたら喜んでいた。。2025/05/10
たくさん
2
かかとを三回鳴らすおまじないというのはいずれの本にも多数引用されたもの。ドロシーのくじけない心みたいなのが人を広げていく(人じゃないか)。ヤマトタケルが熊襲のあと蝦夷の討伐に向かわされ続けるみたいな都合のいい感があるのも心打つ。こういう人についていきたい仲間になって旅がしたいと思うドロシーは素敵ですね。2025/05/14