内容説明
【渡辺淳一文学賞創設記念電子化!】だれもが健康に無関心ではいられない。からだへの関心がますます高まっている現代。からだのことを知りたいが、医学の専門書では難しすぎるし、家庭向けの看護全書では味気ない。かつて医師であった著者が自身の経験を通じ、ときにユーモアを、ときに皮肉をまじえて、とことん人体の神秘、人間そのものを解き明かす。著者ならではのメディカル・エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tnyak
1
ただ単に体の各部を説明した書ではありません。医者としての体験談及び「性」を絡めた挿話が本書の面白さを増幅させています。非常にリアルな解剖図も、本書の魅力の1つです。渡辺氏の恋愛物は何冊か読むと食傷気味となりますが、医学物は私は好きです2015/09/19
Takahiro Suzuki
1
面白い。ただ、からだの部位を説明するのではなく、いくらか性を絡めて話をしてるのがなんとも楽しい。渡辺淳一は、おそらく痩せた女性は嫌いだな(笑)2012/02/22
moeeeeen
1
オールカラーで非常にリアルな解剖図が要所要所に掲載されてます。ただ胃下垂の記述が少ないのは不満。2011/09/17
misui
1
解剖図付きで体の各部分を解説している。死ぬまで付き合うものなので一度は目を通すのもいいかと。肝臓は大事にしたいです。2010/09/19
ソメ
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めちゃくちゃ面白かった。ちょっと体調悪くなって、体ありき、と思い、軽い気持ちで読んでみた。ああ体ってストレス受けやすいんだなって気持ちが軽くなった。この人絶対神経質だったな笑 あと弱ってることがきれいだと思ってる女性とうんがくさい女性が嫌い笑 すこし進歩したであろう、現代医療版で読めないのが残念でならない。2017/09/15