講談社文庫<br> 親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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講談社文庫
親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

  • 著者名:五木寛之【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 講談社(2016/06発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784062933513

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内容説明

東国から帰洛した親鸞に魔手が伸びる。専修念仏を憎悪する怪僧・覚蓮坊が、親鸞の長男・善鸞をそそのかし『教行信証』を奪おうとしたのだ。だが、その前に立ちはだかったのは、数奇な半生をたどり、宋の富商に身請けされたという謎の女借上、竜夫人だった。このふたりと、親鸞の因縁とは? 入魂の三部作、完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naoっぴ

72
いよいよ完結編。親鸞晩年の物語。登場人物たちの関わりが意外なところで繋がっていたり、死んだと思っていた人物がどっこい隠れ生きていたり。超人的な決闘シーンやこれぞ敵役といった面々も登場し、相変わらず楽しく読める。その一方、テーマである他力や念仏についてはこれまでよりも深く追求され興味深い。長男の善鸞、弟子唯円らとの問答により、親鸞の唱える専修念仏のあり方や疑問が絞られてきた上巻。親鸞はどこまで深めてゆけるのか。下巻へ。2018/05/14

ちゃとら

54
完結編の上巻は化け物になった馬と牛の戦いから始まる。少しだけ小野不由美の本を思い出した。そして、やはり親鸞は人間臭いかな⁈80歳を越す高齢に。孫とお馬さんごっこで馬になり遊ぶ🐴。長男夫婦と孫。娘と孫。当たり前に聞くような家族関係、人間模様。最終巻に続く🙏2019/03/26

ともとも

27
時代が変わっても、人の因縁や嫉妬の凄まじさ、 そう言ったことが何かを起こす感、実は的な感じもアリ、 ハラハラさせられつつも、 純粋に念仏に打ち込み、家族をも大切にしていく親鸞、 そして、家族や弟子たちとのすれ違い、個々に不器用でも一生懸命に 生きている感じが、どこか人間臭くて、良いなぁ~と思わされてしまいました。 下巻も気になるところです。 2016/08/31

マサ

13
親鸞が京都に戻った。鹿野のその後が気になっていただけに、再登場はうれしい。覚蓮坊、竜夫人などいいキャラクターが話を引っ張っていく感じです。親鸞の方は…、一言で念仏と言ってもそこにはいろいろとあるのね。2018/04/21

わたお

11
親鸞はあまり登場しませんでした。鎌倉時代の庶民の暮らしなどもわかります。いよいよ後編、完結です。2017/10/20

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