中公文庫<br> こんにちは刑事ちゃん

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中公文庫
こんにちは刑事ちゃん

  • 著者名:藤崎翔【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 中央公論新社(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122062443

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内容説明

ベテラン刑事・羽田隆信は後輩の鈴木慎平と殺人事件の捜査中、犯人に撃たれ殉職した――はずだった。目がさめると、なんと鈴木家の赤ちゃんに生まれ変わっていた!? 最高にカワイイ赤ちゃんの身体と、切れ味鋭いおっさんの推理力で、彼は周囲で巻き起こる難事件に挑む! 笑って泣ける衝撃のユーモア・ミステリー、誕生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スパシーバ@日日是決戦

114
C (2016年) 殺人事件の捜査にあたっていたベテラン刑事は、犯人に撃たれ意識を失い..。目覚めると部下である夫妻の赤ん坊として生まれ変わっていた! 外見や身体能力は赤ん坊、頭脳はおっさん。各連作短編の評価は如何の通り。「◎ ねんねの章」「〇 おっさんの章/寝返りの章/はいはいの章/あんよの章/お別れの章」。引っ張った割には拍子抜けしたダイイング・メッセージ、生後1年に満たない赤ん坊が、発達途上にある口、舌、顎でここまで喋れんだろう?と突っ込みどころ満載。2017/01/08

ダイ@2019.11.2~一時休止

110
連作短編集。コミカルな中でもオチも決まっていてイイ感じです。予告にある次作も期待大ですが、登録数が少ないのが残念なところ(自分の住んでいる所の図書館には所蔵なく、他館貸出になったのもそんな影響?)。2017/08/12

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

106
★★★ナハハ、ヌハハと笑いながら読了。物語は全然リアルでは無いけど、若いパパがママの地雷を踏み抜く様が意外にリアルでおかしかった。(ヾノ・∀・`)アルアル(笑)慌ただしいしく過ぎた年末年始、タイトな時間の中、ほっこり癒されたのは…この作品のせいばかりでも無く、コレを勧めてくれた読み友さんのおかげ(笑)そう言えば、読み手が癒されるかどうかが、彼女のレビューの要だなぁなんて、しみじみ思った。彼女から溢れた優しさが、クスクス読み進めるページから沁みしみと沁みだして♡ありがとう、ちゃかちん(笑)2017/01/12

紫綺

93
2017年の〆はこの本。50過ぎのハゲた刑事が部下刑事の赤ちゃんに生まれ変わり、難事件を名推理‼笑いあり、笑いあり、笑いあり、ときどき涙、そんでもって推理‼もひとつオマケに笑いあり(笑)。2017/12/31

美登利

91
これはまた楽しいお話でした。表紙絵で分かると思うけれど、期待は裏切りませんでした。藤崎さん、元芸人さんだけ有って小ネタが面白いというか、発想が豊かです。デビュー作はブラックユーモアのミステリーでしたが、こちらはクスクス笑えてちょっとしんみり。誰も赤ちゃん時代の事を覚えてないだけで実際有りえるかも?なんて想像しながら読んでしまいます。最近は赤ちゃんを見る機会が減ったので、子供たちのアルバム出してしまいそう!本物の赤ちゃんは「しょんなのじぇんじぇんしゃべりましぇん」本当は赤ちゃん言葉は使わないよね(笑)2016/08/06

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