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内容説明
▼「人手不足」「最適配置」「人材育成」などの悩みを解決する糸口は、
「科学的」人事にある!
人手不足や働き方改革が叫ばれ、業界再編やグローバル化が進む中、
人材戦略の変革は待ったなしの状況だ。
しかしながら、未だに旧態依然の人事管理にとどまっている企業は少なくない。
社員の情報は散在し、活かしきれていない状況が多いのではないだろうか。
そこで、マーケティング思考とITを活用する「科学的」な人事戦略を提案する。
マーケティング思考を採りいれながらITを駆使し、人材データを蓄積・分析・共有・活用するのである。
そして「人材の見える化」を実現し、個々の人材にあった配置や育成を行うことで、社員のパフォーマンスを最大限に向上させる。
本書では、「科学的」人事に必要な視点や考え方、分析手法はもちろん、具体的なデータ活用方法までくまなく解説している。
古き人事戦略から脱皮したい経営者や人事担当者にとって、必読の内容である。
目次
はじめに
第1章 人事戦略の転換点に立っている
第2章 科学的人事とは何か
第3章 ここまで進んだ、科学的人事分析手法
第4章 科学的人事の実践
第5章 科学的人事を成功させる秘訣
おわりに
著者紹介
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anco
4
根拠がなく漠然とした感覚で行われる属人的人事から、根拠を踏まえた科学的人事へ。人事戦略の目的は、企業が成果を最大化すること。人材のパフォーマンスを最大化することが、企業の成果を最大化させる王道であり、合理的な方法。社員一人ひとりを見える化し、スキルや知識、経験、成果などを正しく理解する必要がある。一気通貫した人事情報の蓄積が必要。期間や勤怠情報だけでなく、エモーショナルデータやメンタルヘルスデータといった情報も不可欠。テキストマイニングを用いて、定性情報を活用する。2019/07/31
ku
0
疑似科学です。騙されないように。 科学的などと主張するが実際には科学性のない虚偽の主張を疑似科学といい、日本でも「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」などが立ち上がっています(検索すればヒットします)。 条件とつきあわせてみるとよいでしょう。 ツールのための宣伝本のようですが、何100回と連呼している科学について有効検証の記載が一切ありません。 上記サイトにも記載がありますが、例えば、根拠がなく何度も何度も否定されてきた性格判断である血液型を、根拠なくしんじているレベルの著者だと思います。
J.K
0
マーケティングのデータドリブンのな考え方を人事の文脈にトレースしているのが面白いと感じました。 この後にワークマンの本を読んだのが、相乗効果を産むこととなったので、たまたま見つけて読めたことに感謝。2021/11/26
わりと 元気
0
マーケティング活動に倣い、人事でも戦略的、科学的にデータ活用を行うことについて書かれた本。その考えは面白く、特に人材の定性的データ(アンケート等)を如何に活用するかという点は参考になった。しかしながら話の内容は理論先行的な印象であり、実際に人事の現場で本当に実践出来るのかについてはあまりイメージできなかった。2020/02/12
ひらっち
0
データ分析という視点では類似の本はたくさんみてきたが、マーケティングという視点で人事を考えるという視点は斬新だった。2019/09/22