ファミ通文庫 竜騎士から始める国造り

著者名：いぬぶくろ【著者】/ニリツ【イラスト】

KADOKAWA（2016/06発売）

• ISBN：9784047341449

内容説明

転生後の世界で奴隷として生きていた俺は、あるとき死にかけの貴族の少年と出会い看取った後、彼と入れ替わりを果たした。そして、侯爵家の長男として竜騎士育成学校に入学し、強大なドラゴンを手に入れることに成功した俺は、辺境の田舎町を統治実習の場として選び、改革を開始した。農地開拓、衛生概念や教育の普及、道具類の開発と、前世の知識を駆使して次々に実現していく。この過酷な世界で、自分の居場所を作るために――。異世界成り上がり興国記登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りんりん]

★★★☆

2020/11/26

[sion]

ロベールは最悪の中の最悪の貴族ですね。死んた方が世界のため。そんな貴族になりかわって本当の居場所を作る為、国を作ろうとする物語。チート要素なし、魔法なしです。コレ、実家にバレるまでにどこまで出来るか勝負だから練習に選ばれた村の急激な発展が半端無い。後は騎竜の姿が思っていたのと違ってビックリ。

2016/06/09

[真白優樹]

侯爵家の息子と入れ替わった異世界からの転生者である少年が自らの居場所を作る為に街を統治していく物語。―――自らの知識で街を変えよう、居場所の為に。偽物であるという秘密を隠す主人公、その秘密をいつまで隠し通せるのか。以前との変わりようから徐々に疑惑が広がりつつある中で少年は自らの知識と根性を生かして改革を進めていく。徐々に走り出す改革の中、少年が築くのは自らの居場所である理想郷か、儚くも崩れ去る砂上の楼閣か。まだ始まったばかりの改革譚はどこへ向かうのだろうか。その先に待つものとは。 次巻も楽しみである。

2016/06/06

[niz001]

チート無しの異世界転生もの。まぁまぁ楽しめたけど、御都合主義が強いんで次読むか微妙。

2016/05/29

[あさい]

面白かった！現代日本から奴隷に転生した主人公が、ちょうど死にかけのところを見つけた貴族に成り代わる話。本当に面白かった。現代日本で得た知識で辺境の村を少しずつ発展させてくのが良い。そしてそれを街シミュゲーみたいな感覚を持ちつつやってくのっていいな。でも石鹸はまだしもポンプの設計図書けるなんて生前何者だったんだ。CAD使わないなんてって発言してるからそっちの仕事の人か。実家など本来の自分であった男を知る人と会ってしまうまでの時間勝負のため、色々急いでやってるので物語の進みが早くて良い。最終目的が好き。

2016/06/09