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内容説明
季節の行事や誕生日などの記念日にぴったり! 子どもと一緒に、ホームパーティに。おうち寿司、はじめませんか? 日本各地では昔からお祭りやお祝い事といった「ハレの日」に、その土地でとれた食材をつかったお寿司が食べられてきました。サバの押し寿司、ばらちらし、笹の葉寿司、飾り巻き寿司など、「郷土寿司」と言われるものです。本書では、東京・文京区で「酢飯屋」という寿司屋を営みながら、全国の郷土寿司を残すために「郷土寿司プロジェクト」を展開する著者が、もっとおうちで気軽にお寿司を食べてもらいたい! と、郷土寿司をネタ元にした、誰でも作れる寿司レシピを考案したものです。寿司レシピのほかに、失敗しない酢飯のつくり方や、食べきれずに残ったお寿司展開レシピ、お寿司の名脇役の「ガリ」「だし巻玉子」「しいたけ煮」のつくり方、そして後半では、著者が訪れた郷土寿司の故郷(小豆島、京丹後・宮津、鹿児島、佐渡、高知)の取材風景もご紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
32
伝統と革新。酢飯屋店主の岡田さんの心意気と試行錯誤の日々が伝わってくるようだ。日本各地の郷土寿司を取材し、アレンジして店に取り入れ、家庭で楽しめるように工夫を凝らしてある。佐渡のもち米寿司が、どんな食感なのかすごく気になる! その土地ならではの具材を巻いた、表紙の日本巻き寿司に驚いた。辛子レンコンを丸々ってすごいインパクト、思いつく? 断面が綺麗だから一切れ入るとお皿が華やいでいいかも。残った握り寿司にパン粉を付けて寿司コロッケに、には思わず笑ってしまう。家では作れないなぁ。まず握り寿司が残らないから。 2017/02/05
たまきら
29
へえ、こんなお店があるんだ!ユニークなお寿司屋さんによる、たのしいおうちでのお寿司アイデア本です。鮨だね専門店に勤務している夫より築地直送のお魚は入ってくるものの、あまりお寿司パーティはしていない我が家。ううむ、おうち握り寿司は楽しそうなので、ぜひ挑戦してみたいです。奥様にコハダの酢締めを贈って求婚した話がかわいかった!2018/05/31
mamaboo
6
郷土寿司など紹介されていて面白い。2018/12/01
チョビ
3
私がよく行く(高級住宅地にある)図書館の近所にある、昼はカフェ夜は予約制のお寿司や、その手前には売店があって、変わった郷土の食べ物が(結構なお値段で)売られていて「ここはなんのコンセプトなんだ?」と思いながら、カフェを使用したことはある。が、こういうコンセプトだったのね、と理解させていただきました。日本津々浦々の「お寿司」 の研究をしながら、その成果を夜に出していたんだなあ、と。それにしても、「酒寿し」…の「酒」が気になる!2016/05/01
まこ
1
郷土料理としての寿司、寿司の可能性を学べる 生ずし、丹後ばらずし、酒ずし、田舎ずし、もち米寿司2017/11/12