内容説明
バブル前夜から銀行再編までの経済裏面史!
女子行員に手をつけたエリート部長・藤山が左遷寸前の部下・西前を使い、後処理に当たらせる。以来二人は絶対的主従関係を保ち、行内でのし上がっていく。そして時代はバブル期へ。不義の子を密かに育てる西前だが… 。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toshi
12
上巻を読んだだけだけど一言・・・。 そもそも設定として、一行員が不祥事(殺人事件)を起こしたからと言って、銀行の代表が記者会見したり辞任したりすることは無いと思うけどどうなんでしょう。 現在の話と過去の話、途中からは左遷させられた人の話が交互に出てくるので非常に分かりにくい。 現在の話は三人称、過去の話は一人称で書き分けられているので、今読んでるのがどっちの話なのかは分かるけれど、あるイベントはいつのことだったのか・・とか混乱してしまう。2019/08/30
ゆきのくに
2
銀行の裏側、とても興味です。早く下巻を読みたいです。2016/12/15
川越読書旅団
0
★★★★2012/03/21
伊良林正哉
0
権力を追求するあまり、大切なものを捨ててしまった人は、その報いを受けなければなりません。2008/10/01
depo
0
図書館リサイクル本。2022/09/12