出版社内容情報
日露戦争終結後、覇権を争う列強各国や中国の暗躍は熾烈を極め、日本も大陸への進出を積極的に画策していた。そんな激動のさなか、帝大生安積亮は無政府主義者との交流を疑われ、警察に拘束される。黒龍会・内田良平の尽力により釈放された安積を待ち受けていたものは、最愛の母の死だった。失意の安積に満鉄調査部の一員として、大陸へ渡るという密命が舞い込むが……。[全4巻]
巻末に松本健一氏との特別対談を再録。
内容説明
日露戦争終結後、覇権を争う列強各国や中国の暗躍は熾烈を極め、日本も大陸への進出を積極的に画策していた。そんな激動のさなか、帝大生安積亮は無政府主義者との交流を疑われ、警察に拘束される。黒龍会・内田良平の尽力により釈放された安積を待ち受けていたものは、最愛の母の死だった。失意の安積に満鉄調査部の一員として、大陸へ渡るという使命が舞い込むが…。巻末に松本健一氏との特別対談を収載。
著者等紹介
安彦良和[ヤスヒコヨシカズ]
1947年、北海道紋別郡生まれ。70年、弘前大学中退後上京し、手塚治虫の「虫プロダクション」でアニメーターになる。73年にフリーとなり、以降『機動戦士ガンダム』など、大ヒットアニメに主要スタッフとして参加。キャラクターデザイン、作画監督、監督などアニメ界でマルチに活躍。79年『アリオン』でマンガ家としてデビュー。90年『ナムジ 大國主』で第19回日本漫画家協会賞 優秀賞を受賞。2000年『王道の狗』で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。2012年『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で第43回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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