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内容説明
「うわぁぁ! きのこがこんなに大きくなっちゃった!」ルーチカがさけびました。するとトゥーリが、ためいきをつきながらいいました。「ちがうよ、ルーチカ。きのこが大きくなったんじゃない。ぼくたちが、小さくなってしまったんだ。」そうです。きのこが、おおきくなったのではありませんでした。ルーチカたちが、小指のさきほどに小さくなってしまったのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
30
夜に包まれ 夜光石が柔らかく輝く装丁、森のなかの不思議で幻想的な風景、妖精のダンスにうっとりしました。おまつりの屋台の綿菓子、ニコちゃんにはちゃんとニコちゃんサイズに。ノッコのぶたちゃんのお面にほっこり。 トゥーリがプチアタくんの気持ちに寄り添う場面、野原の上から眺める森の夜景、ふたりの後ろ姿にぐっときた。いちごの野原に忘れな草の野原に夢のなかでもいいから行ってみたいなぁ。2017/12/27
小夜風
29
【図書館】シリーズ3冊目。じんわりしました。どの場面も全部絵になる素敵なエピソードの連続で、フェリエの国の不思議なことをまた少し教えてもらえた、そんな喜びに心が溢れました♪でもみんなそれぞれ自立して生活してるみたいなのに、お金(?)は持っていないのね(笑)。誰も傷つけない、誰にも嫌な思いをさせない…とても優しい大人なトゥーリが凄く良いです。すっかりこのシリーズの虜♪大好き♪2015/01/22
anne@灯れ松明の火
23
童話のシリーズ3。夏のおはなし。ソルが見つけたイチゴ畑を目指して出かけたルーチカたち5人は迷子に。その上、妖精の魔法にかかって……。ハラハラドキドキもあり、温かな交流もあり、美味しそうな食べ物もあり! ふしぎなトラムに乗ってきたのはだあれ? こぐまの子の切ない思いに気づき、すくいあげたトゥーリの優しさがうれしい。先日、読友さんから「『優しい』は、にんべんに『憂』と書くから、人の嫌な気持ちを分かってあげるのが本当の優しさ」という話を聞いたところ。もしかしたら、トゥーリにも切ない過去があるのかも? 2020/07/15
杏子
17
シリーズ3作目。秋の次だけど、夏の話。今回も夢のある話ばかり。妖精のきのこの輪で小さくなったり…、そしてまたしてもソルに話の焦点がいくような?ソルの道案内で、いちご野原にいくはずが!?でもそのおかげで、おもちゃを直すくまのコリアタおじさんに出会う。トラムは電車みたいな?銀河鉄道みたいね。忙しいお父さんに誕生日も忘れられ寂しかったくまの子のプチアタの気持ちにトゥーリが気づいて…。とても心がほっこりするお話。このシリーズは挿し絵もたくさんあり、読みやすいので勤務校の図書館に入れたいな。2021/01/04
izw
16
図書館の児童書新刊コーナーで手に取りました。「はりねずみルーチカ」シリーズは読んだことがありませでしたが、心あたたまるいい話でした。絵もほんわかとしていて素敵です。ルーチカの住むフェリエの国があることを信じてみようかな、という気になりました。他の3冊も読んでみます。2015/05/24
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