ハーレクイン オートクチュール

著者名：ジョアン・ロス【著者名】/笠原博子【翻訳者名】

ハーレクイン（2016/05発売）

• ISBN：9784596910141

内容説明

苦難を乗り越えてデザイナーとしての名声を手にしても、アレグザンドラはザックへの叶わぬ思いに苦しんでいた。一方、デパートチェーンの社長ザックは愛情のない結婚に打ちひしがれながらも、アレグザンドラへの想いを抑えようと必死だった。そんなとき、ザックの義理のおばであるデパートのオーナー、エレナが、アレグザンドラこそ2歳のときに誘拐された孫娘だと言いだした。富と権力の世界を舞台に繰り広げられる、あまりに激しい愛と憎しみの物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アカツキ]

憧れのデザイナーのもとで働くアレックスはテレビプロデューサーに気に入られてデザイナーの道が開ける。一方、デパートチェーンオーナーのエレナは24年前に誘拐された孫娘を探すことを諦めきれない。エレナが後継者と決めている社長のザックはエレナ姪から誘惑されてホイホイ結婚したものの問題だらけの妻に幻滅。パレードで出会ったアレックスに強く惹かれて…。ドロドロの人間関係で昼ドラみたいな話。夫婦関係は破綻しているとはいえ、私にとっては地雷なのであまり気分のいいものではなかった。終盤一気に動いて大団円。スッキリした読後感。

2021/02/10

[こえん]

ヒロインの身元がなかなか明らかにならなかったので焦れったかった。ヒーローが妻帯者なのにヒロインと惹かれ合ってたのと、終盤に何もかもが一気に動いたのが…ちょっと。ヒーローと彼の妻のやりとりは楽しんだけど。

2009/03/17

[星が原ルビ猫]

出だしは面白かったけど途中から急ぎすぎで今ひとつ。

2008/10/23