文春文庫<br> 対談 中国を考える

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紙書籍版価格 ¥586
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文春文庫
対談 中国を考える

  • 著者名:司馬遼太郎/陳舜臣
  • 価格 ¥580(本体¥528)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167855017

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内容説明

古来、日本と中国は密接な関係を保ってきた。だが現実には、中国人は日本にとって極めて判りにくい民族なのではないか。ぶつからないためには理解すること、理解するためには知ること――両国の歴史に造詣の深い司馬遼太郎と陳舜臣という二人の大家が、この隣人をどのように捉えるべきか、長い歴史を踏まえて深く思索する中国論・日本論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壮の字

72
おふたりとも故人ですね。司馬「○○ていうのはいつごろできたの?」、陳「漢やね」。大阪外大のほぼ同窓の友人であり、”対談”っぽく運びたいところ、仲の好さが口調に出てしまってる。読了後の付箋の数は圧倒的に司馬さんのほうが多いが、後々まで頭に残る短い一言の重さは陳さんのほうに軍配があがるか。長い歴史を背負っている中国、人びとは容易には儒教を捨てきれない。日本人は借り物の宗教しかもっていないから、簡単に捨てられる。これが近代化のスタートダッシュの差となった。現在の強い中国の姿はおふたりの目にはどう映ったろうか。2017/10/28

優希

47
日本と中国は古来から関係があるものの、わかりあっていない国同士なのだと思います。民族同士のわかりあいが必要なのではないかと。だからこそ両国の歴史に精通した司馬さんと陳さんならではの中国論が興味深かったです。2022/05/05

D

22
中国をテーマとした歴史作家2人の対談。孫文が話題になった時の話が面白かった。孫文の日本での演説が、その後の歴史を暗示しているということ。『三民主義』を読んだとき民族政策や対外政策が、今の中国政府を暗示しているようで驚いたが、彼の大局観はやはり卓越している。2014/02/23

わたお

21
司馬さんと陳舜臣さんの対談。お二人の知識博学の応酬、何より生き生きしてて楽しそう。話は中国の歴史から周辺民族、もちろん日本との関わりなどあちこちに話題が飛び面白かった。2020/05/13

aponchan

21
司馬遼太郎氏の作品乱読の中の一冊。陳舜臣氏との対談だが、非常に面白い。中国に関して対談したり書かれた作品は数作読んできたが、初めての話や都市名、人名が出てきて、読めないことも多く、自分の未熟さを改めて認識するとともに、二人の博学ぶりに改めて驚かされた。司馬氏の他の対談集も何冊か読んでみたが、この二人の波長はとても合っている気がする。ノモンハン事件に関する話は、「失敗の本質」にも同じような記載があり、日本人の気質を知るにはとても良い話だと思う。2019/12/23

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