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内容説明
歩く速度で認知症になるかがわかる!
NHKスペシャルで話題になった認知症早期発見の画期的方法と治療法を、制作にあたったディレクターがわかりやすく書き下ろす。
認知症には有効な治療法はない、という常識が覆されようとしている。
認知症予備群であるMCI(軽度認知障害)の段階で対処すれば、
病気の進行をくい止め、症状を改善できることがわかったのだ。
では、MCIを早期発見するにはどうすればいいのか?
意外なところにカギがあった。それは「歩き方」だ。
認知症になると歩行が不安定になり、歩く速度が遅くなることが明らかになったのだ。
本書では「歩行速度」だけではなく、「料理の味付けが変った」「買物の支払いを小銭ではなくお札でするようになった」など、日常生活のちょっとした変化からMCIを見つける方法を紹介。
また、運動や食事、脳トレを組み合わすことで認知機能を25パーセントも回復させた画期的なメソッドも取り上げる。認知症の代表的疾患であるアルツハイマー病が発生するメカニズムから具体的な治療法、予防薬開発の最前線まで、最新の知見が満載の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
59
認知症は既に25年前からスタートしている。おっと、止めたいですが自分の歳にこの数字を足すと…。あの人の25年前は…。最新の認知症に関するレポ。認知症は、アミロイドβという老廃物が上手く排出されないことが大きな原因とある。これは血行に関することでウォーキングで大きく改善するとのこと。また、脳の繋がりが減少することが1つの認知症の要因。後、社会的取り組みでフィンランド事例が挙げられた後、健康診断に物忘れチェックを入れること・コンビニでの検診車による検診実施等ナルホドと思う事が提案されている。2019/02/03
凪の綿
4
初めて親の為に本を買った。歩くコトの重要性が身に染みる。親の為にと思ったが、人ごとではなく、自分自身にも認知症の発症が孕んでいるコトも認識するに至る。早期発見、予防、対策。今からでも遅くない。為になった本と言える。2016/07/24
くらーく
3
確か放送で見たような気がします。運動しながら頭の体操もすると良いとか。睡眠不足が認知症を、と言うのは心配だなあ。段々と眠れなくなってきたから。義母がMCIからあっという間にアルツハイマー型認知症になったのも、今から思えば、睡眠不足だったのだろうな。睡眠重要だ。 早期発見のひとつは、歩く速さらしい。確かに、抜かされることがあるなあ。先日、大手町で乗り換えるときには、ガンガン抜かされたものなあ。いやー、都会の人の歩行速度は速いわ。時々、都会に出るのも認知症の早期発見に良いのかもなあ。2021/11/27
ぽやん
1
アルツハイマーは発症の25年前から始まってる!低下した脳内ネットワークの改善にはウォーキング、週三回一時間の早歩き。和食を食べ睡眠不足は厳禁。食事に気をつけて規則正しい生活と適度な運動、社会参加…。まあ、それはそもそも健康的な生活には必要…ですよねー 2019/09/15