内容説明
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蝶空寺嬉遊、桜月淡雪、美神二瑠主、名探偵たちは華麗な推理を披露してゆく。果たして、ミステリー作家・暗病院終了の怪死とパインハウスが秘めた謎は解明できるのか。そして、二〇〇六年七月十五日二十三時二十六分にいったい何が起こるのか? 真実は逃げ水の如く近づけば遠ざかる。「無駄ですよ。この事件、絶対終わりませんよ」。行け、ディスコ、世界がお前を待っている。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
96
2011/1/29 Amazonより届く。 2019/11/5〜11/8 いやいや、すごい展開。歳のせいか、着いていくのが大変。いよいよ下巻へ2019/11/08
hit4papa
69
まい子専門の探偵ディスコ・ウェンズデイが主役の奇妙奇天烈な物語(中巻)。魂となった6歳の梢。ディスコは梢の行方を追ううちに、ミステリー作家の不可思議な殺人事件に巻き込まれます。相棒(?)水星Cを従え(?)、事件現場となった館で名探偵たちと推理合戦を繰り広げます。失敗して次々に自死していく探偵に、読み進めながら混乱の極みに達します。梢の体内に残された指、魂を盗むパンダラバー、悪の象徴黒い鳥の男等々、謎解きを放棄したかのように物語は広がり続けるのです。ルンババまで登場させ、さぁ、どう風呂敷を畳むのでしょうか。2018/09/11
harass
37
なんともレビュしにくい。謎を探偵たちが解き明かす。何度も何度も。めまいがするほどの徹底さに感心し呆れる。そして、こういうの有りなのかとも思いつつ。ようやくいい感じで終わるのかと思ったが、まだ中巻なのだと読み進めつつ感じる。どうするのだと読んでいてやはり、ひっくり返しが。下巻に…… お約束や前提のものを足場に置きながら本というのは読まれるものだと思うが、それがひっくり返っていく。この不安定感やなんでもあり感を面白がれるかどうかだ。推理小説のお約束を借りたなにか。幻想小説かもしれない。2015/12/06
Y2K☮
27
中巻は名探偵たちによる謎解きが中心。理数系ミステリーの色が強く、パインハウスの秘密に呆然。様々なジャンルの知識が混ざった奇抜過ぎる発想をここまで形にした著者の意志力と粘り強さに敬意を表したい。ミスリード用のトリックだけでも作品を幾つか書けるだろうに。要は間違ってもいい、敗れてもいい、世の中に無駄なんか無いという事。無駄だと切り捨てるその意志が無駄にしているだけ。全体的な印象では決して荒唐無稽とは思わない。ディスコはただ梢が好きで梢を守りたいだけ。ジャストファクツ。自明な事実だけで人は生きていける。下巻へ。2015/05/26
みなみ
25
名探偵達が、パインハウス事件の謎を解こうと推理を披露していくが、あと少しのところで真相はすり抜けてしまう。箸を眼窩に刺して死んでいく探偵がいたりと殺伐としていく舞台で、ようやくパインハウスの仕組みが解明される。終わり方はめちゃくちゃ暗いけれど、舞城ならきっとキレイにまとめてくれると信じて下巻へ。2021/12/10
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