チャーチル・ファクター たった一人で歴史と世界を変える力

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チャーチル・ファクター たった一人で歴史と世界を変える力

  • ISBN:9784833421676

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内容説明

「世界の経営者が最も尊敬するリーダーランキング」スティーブ・ジョブズを抑えて1位!
近現代史上、最重要人物。

第2次世界大戦を終わらせた比類なきリーダーにして、戦後民主主義社会の青写真を描いたビジョナリー。
ノーベル文学賞に輝く文筆家。危機の指導者としての空前絶後の業績と複雑にして魅力的なパーソナリティを、
次期首相候補の一人として国民的人気を誇る現ロンドン市長、ボリス・ジョンソンが描く。

【著者紹介】
ボリス・ジョンソン
1964年生まれ。イートン校、オックスフォード大学ベリオール・カレッジを卒業。1987年よりデイリーテレグラフ紙記者、1994年からスペクテイター誌の政治コラムニストとして執筆、1999年より同誌の編集に携わる。
2001~2008年、イギリス議会下院議員(保守党)。2005年、影の内閣の高等教育大臣に就任。2008年から2016年5月まで2期にわたってロンドン市長を務める。2015年、再び下院議員として選出される。
本書のほかに、The Spirit of London、Have I Got Views for You、The Dream of Romeなど著書多数。

【目次より】
第1章◆ヒトラーと断固として交渉せず
第2章◆もしチャーチルがいなかったら
第3章◆裏切り者のいかさま師
第4章◆毒父、ランドルフ
第5章◆命知らずの恥知らず
第6章◆ノーベル文学賞を受賞した文才
第7章◆演説の名手は一日にして成らず
第8章◆尊大にして寛大
第9章◆妻クレメンティーン
第10章◆代表的英国人
/ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳音

65
EU離脱の時にこの本を読もうと思った。EU離脱の「中心人物」と言われるボリス・ジョンソンの手による。小説と読めば痛快。微妙な政治家の手によると思えば賛歌がやや鼻につくが、チャーチルの魅力がそれを超えてあまりある。2016/10/17

もえたく

15
現在の英国首相ボリス・ジョンソンによるチャーチルに対する尊敬、憧憬、嫉妬をたっぷり詰め込んだ評伝。仕事量、言葉による表現力、ユーモア、洞察力いずれにおいても当代随一だったと絶賛。戦車を考え、ヒトラーを倒し、ピースサインを生み出し、ノーベル文学賞まで受賞したと。若い頃記者だったジョンソン首相は退任後、ロックダウン等のコロナ対策の記録でノーベル賞を狙うに違いないと思った。2021/10/21

sunadokei5310

11
新刊コーナーで手に取ったのが2016年の春頃なので、読み終えるのに5年かかったことになる。世界史に疎く、たいした予備知識もない。途中、公開された映画などを挟み(2018年頃)なんとか読みきった。またチャレンジしたい。 当時、ロンドン前市長という肩書きで売り出されていた著者だが、いまでは英国首相である。2021/03/01

ぶるーめん

10
チャーチルを信奉しているあのボリスジョンソンが書いたので、バイアスがかかっている部分もあるのだろうと思うが、色々な観点からのチャーチル像が示されている。世界史で習う以上の予備知識が無く、十分理解できたとは言い難いが。よく平時と非常時のリーダーの違い話がでるが、チャーチルは当に非常時のリーダーという感じ。ここまで極端ではないにせよ、今の日本の情勢に近いところは感じる。チャーチルのようなキャラクターが受け入れられるかは別にして、チャーチルのパワーと現場主義、感覚を持ったリーダーは今の日本に必要かも。2018/11/01

紙狸

9
日本語版は2016年刊。原著は2014年。英国の新首相になったボリス・ジョンソンが筆者。若い世代にもチャーチルのことを知ってもらいたいというのが執筆の動機だという。オックスフォード大で古典学を学んだジョンソンはインテリの顔をもつ。「チャーチルの道徳観はキリスト教以前のそれといっていいかもしれない。ホメロス的な雄大さがあったとさえいえるだろう」という箇所は、ホメロス好きのジョンソンらしい表現だろう。英国のEU離脱問題との関連では、第2次大戦の戦中・戦後のチャーチルのヨーロッパ構想に関する部分が参考になる。2019/07/24

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