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内容説明
国民的議論が巻き起こった「安保法制」「軽減税率」から
「中小企業対策」「福祉」等の重用政策、そして、公明党の存在意義についてまで、知の巨人・佐藤優氏が
公明党代表・山口那津男氏に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
matsu04
28
佐藤氏の博識ぶりには毎度驚嘆させられてきたが、こと創価学会・公明党に関する言辞には首を傾げざるを得ないところが前々からあり、そうした点を確認する意味で本書を手に取ってみたのだが、いやはやこれは何とも…2016/07/20
Happy Like a Honeybee
12
離合集散を繰り返す野党関係者への必読書。公明党が与党として活躍できるヒントが本書で提言されている。二転三転する発言、醜い党首争いなど、肝心の有権者への一貫した政策がないから支持者が少ないのでは?国家百年の計とは皮肉な言葉だ。2016/05/20
岡本
10
元外交官の佐藤優氏と公明党代表の山口那津男氏の対談本。キリスト教徒の佐藤氏だからこその中立性で話が進んでいるので鼻に付く部分が少ない。「福祉の党」と言われるだけあって福祉に重点を置いているが数々の政策を山口氏、公明党、そして創価学会のそれぞれの立場で説明されている。佐藤氏の鋭くも分かりやすい質問や切り返しが読んでいて楽しい一冊でした。今の公明党や創価学会の政治的スタンスを知りたい方は是非。2016/06/19
Honey
8
なんか最近、目立っているよね…というわけで、佐藤優氏の公明党本を読んで、それに関連して。 ふうん、なるほど!と、大体においてお二人の考えに納得いく内容ではありましたが、それにしてもチベットやウィグルのことを考えると、お二人の姿勢にちょっとor大いに、物足りなさも感じてしまうのも事実。2019/05/03
hwconsa1219
7
知の怪人・佐藤優氏と、公明党の山口那津男代表との対談本です。 「宗教政党」と揶揄されがちな公明党は、ともすれば「感情論」「情に訴える」で政策決定を行い、それがゆえに、色々な場面において手練手管に長けた自民党にうまく「丸め込まれている」イメージを持たれがちですが、本書によると全くの逆で、安全保障法制論議や軽減税率論議においても、自民党が「情緒」に訴え、公明党は「理詰め」で政策を詰めていくことが記されています。・・・個人的にはこの理解は正しいと思いますが、マスコミ等には報道されにくいだろうなぁ。2016/07/31