ほんとにあった怖い話コミックス 硝子心眼シリーズ 歴史残像

著者名：月嶋つぐ美【著者】/上杉かや【著者】

朝日新聞出版（2016/04発売）

• ISBN：9784022758279

内容説明

つぐ美＆かやが霊の真実を探る人気シリーズ！　源氏と平家の霊の違いにみえる、ふたつの組織の差とは？　さらにふたりは歴史を追って京の化野へ。風葬の地がみせた意外な姿とは？　その他『御稲荷様』など全６編を収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ネムコ]

私の好きな『硝子心眼』シリーズ。女の子ながら男前な上杉かやさんの心霊奇譚。私がこれ系の怖い話が好きなのは、ここにはまだ因果応報の法則が生きているからかもしれません。

2016/03/19

[烟々羅]

長らく書店の実話心霊漫画コーナに足を運んでいないと、好きなシリーズにもいくつか続編が出ていると気になっていた。　本作が類似の作品や、同じ出版社の他作ともっとも違うところは、漫画家さんが聞き書き・ストーリ化するだけの役割に留まっていないところだ。常人の側に身をおいて、妙なものを感じた主人公が言語化するときの手助け、カウンセラの役目を果たしている。　自力で解釈して解決できる、人によっては『行っちゃった』と評する霊能者の行動記録とは違い、感性の鋭すぎるひととの付き合いの望ましい形のひとつを味わうことができる。

2017/04/16

[ぼの]

怖さがなくなって残念

2016/04/06

[しもさつ]

本当に怖いのは生きている人間なんですね…自分では障りを受けてても気づく事もなく過ごしてしまいそうです。色々学ばせていただいてます。住む処を変えてまで 真摯に向き合うかやさんの姿に胸が熱くなります。つぐ美さんとのやりとりの場面もほっとします。

2016/03/27