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内容説明
“時計”が消される事で時計屋を営んでいた父を思い出す時生。仲たがいをしてしまった父への想いをめぐらす中で、母がずっと家族で過ごす幸せの時間を願っていた事に気が付く。そんな中、残酷なまでの悪魔の提案が!? 「世界から猫を消しましょう」…時生の決断は!? 読んで泣けて考える最終巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薦渕雅春
3
もう命が長くない事を打ち明けた成瀬、それを受け入れてくれた映美。笑おうとしなくても 目の前の大切な人が本当の笑顔を引き出してくれるんだ。何もしなくて ただ傍にいてくれたら。そして世界から時計が消える。時計が消えて困るのは人間だけ?人間だけなのか、時間に支配されて生きているのは・・・。そしてついに 猫を消しましょう! 成瀬の母が、映美に預けていた手紙。辛いことや悲しいこともたくさんあると思います。だから そんなときにあなたが前を向いて 明日を生きていけるようにあなたの素敵なところを伝えておきたいと思います。2016/05/23
ひかる
2
お母さんからの手紙の流れには泣きそうになりました。切ないけれど優しいラストで良かったです。2016/10/09
Yasuko Yamamoto
2
最終巻にしてコミカライズだったのかと気づく。そういやこのタイトルの本、見たかも。2016/05/03
なぎ
2
最初から最後まで大号泣。最後は目がかすんで読むのも一苦労、今これを書いてるけど目が腫れて酷いことになるくらいだった。当たり前のことは当たり前じゃない。ありふれた幸せは、本当はかけがえのないもの。そう気づかせれた今作に大拍手。成瀬くんの素敵なところで大泣きし、最終話の手紙を届けるところでキャベツの表情に泣き…ととにかく胸を穿つ作品。ありがとう。今飼っている猫を大切にしようと思う。映画も絶対見に行くね!2016/04/28
鏡香
2
あーやばいやばいやばい。大号泣。原作にないオリジナル要素を加えた分消えるものも多くてそれだけその人たちにまつわるお話があってほんとに涙なしには読めなかった…ラストも涙なしには読めない。最後の最後、キャベツの背中がなんだか寂しげだけど晴れやかで切なくてまた泣いた…2016/04/23