内容説明
お母さんお願い、掃除して……働きすぎてうつになりかけ、休息を求めて故郷に帰った能理子。しかしそこで目にしたのは、ゴミ屋敷と化した実家だった! 母も妹も弟も、誰も掃除する気はないらしい。「私が片づけちゃえば全部解決! 」その思いで汚部屋に挑み始めるも、なぜか思い通りにはいかなくて……! ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねむねむあくび♪
62
図書館の本。再読。お盆などで実家に寄ると、いろいろな片付け本が読みたくなる。猫の臭い対策の「猫ピタ」ねーφ(..)メモメモ。親世代は片付けにすごく抵抗があるのは、自分の境界線が曖昧で、片付けが自分への攻撃のように感じてしまうから、には納得。私も、いつかやって来る実家の片付けに備えねば…(^_^;)しかし、この本の作者さんと家族のお家は、あまりにヘビーで恐怖を感じた(~_~;)…に、入室したくない!と言うのが正直なところ(;>_<;)その後どうなったのか…。心の闇が晴れている事を願う。2018/08/20
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
40
コミックエッセイ。鬱になり実家に戻ったら、実家が酷い事になっていた。片付けたら感謝してもいいと思うけれど、逆にキレられたり、反発されたり。部屋が荒れていく=心の荒れが影響するのがよく分かった。心地いい家も人によっては違うから、一緒に解決していかないと難しそう。2022/08/09
ぱお
34
自分の部屋の地心地をよくしようと思いながらも、取りかかれずに数ヶ月・・・今日は暑いからとか、忙しいからとか、やらない理由ばかり・・・反省しました(>_<)2016/07/17
niko-08
20
部屋の片付けを通して、自分や家族の抱える問題に向き合った作者。うちはそこまで綺麗好きではないが、そこそこ収まりがついて、好きな物に囲まれてのほほんと暮らせている。どれが正解なのかは人それぞれ。どんな形でも「毒出し」は必要だな。2018/05/07
フクミミ
20
単なる片づけ漫画エッセイではなく、片づけられない家族の根の部分をキッチリ描いてある読み応えのある内容でした。 なまじ血がつながっているだけにお互いの腹立たしさが倍増するのもわかる。片づけすることによって、家族との軋轢が生じ、 著者が自問自答する場面が生々しい。2016/05/08