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内容説明
伊助の見立てた着物の評判は成田屋贔屓の間で瞬時に広まり、彼が番頭を務める我楽多屋ではお客が鈴なりに。その献身的な努力は実を結び、客を満足させる“本物の商売”を知ったお蝶の胸には新たな思いが生まれ……。江戸の人々の生き様を描く時代叙情詩、堂々完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
49
口入屋はいい仕事をする(^^♪。必殺仕置き人も抹殺するだけでは、これだけ兇次の名が挙がるわけがない。「水のやり方を謝らずば、大抵の花は咲く」親が育つのも子と二人三脚。岡田屋鉄蔵のこのシリーズはよかった。「ひらひら」は河治和香さんで堪能したので又他のを宜しくお願い致します。2017/07/08
せ〜ちゃん
37
★★★★★ コレで終わりとは残念でならないっ! もっと読みたい♡2016/04/27
ゆき
35
素晴らしかった。前半は、2巻からの続きで伊助を陥れた悪党達の始末編、って感じです。伊助もすっかり信用を取り戻し、悪党も成敗され、一件落着ですが亀吉が亡くなった事実には胸が痛む後を引きますね~。そして特に素晴らしかったのが後半のお貞の話です。最初に伊助を陥れた万疋屋のお嬢。最後にはしっかりと更生させるという展開がすごく良かった。これで完結なのはとっても残念です。もっともっと口入屋の皆さんの痛快な活躍を見たいです!!2016/05/22
那義乱丸
31
一気読み!面白かった!亀吉の件にはとても胸が痛んだが、それもきっちり突きつけて片を付けてくれた。時代モノだからこそ通る兇次たちの裁きだけれど、勧善懲悪な物語に納得の結末。貞女についてもしっかりと描かれていて、こちらの結末にも納得。終盤はうるりと来たけれどそれも仕込みだったとは(笑)受けるだろう心の傷まで気遣ったり、更生の道を与えたりと、兇次の懐の深さが温かい。そんな彼が率いるチーム口入屋兇次のお仕事は見事としか言いようがない!彼らのバックボーンを知りたいのでこれで完結はとても残念。ぜひまたいつか!2016/04/24
ネムコ
28
人の気持ちのわからないダメダメなバカ娘、貞が変わってゆく姿にちょっと泣けた。一話一話、全力で描いてるからしょうがないかもしれないけど、もっと続いて欲しいシリーズでした。残念っ!2016/04/19