内容説明
「──末永く、よろしく」。半年だけの契約王妃を引き受けたハズが、婚姻関係を契約延長することになった修道女志望のエステラと猜疑王ヴィクリス。だが、ヴィクリスはエステラを気にしつつも既に後悔中……契約を続けるために秘策を立てるが!? そんな中、久々に開催する“聖兜祭”で国民の前に出るというエステラに父が大激怒! エステラの過去の罪とは──!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
17
設定が急すぎてついていけないんだけど一作目じゃないのかしら。展開が速くて、その分飽きませんが。パワフル王妃様と、言葉は甘くない王様は実は相思相愛なのを知らない。キャラはほんとによくできてるし、文も読みやすい。ケラケラ楽しく読ませてもらった2016/11/05
ぐっち
17
猜疑王が今回もへんてこりんな方にこじらせてて面白かった!伏線が残ってるので、続き出ますよね?楽しみ。2016/04/23
ぐっち
15
最新刊まで読んで再読。作者さんも続編が出ると思ってなかったのか、冒頭で話が戻っちゃったかと思いましたが、進展してるようでなにより。突っ込みどころはいろいろありますが、こじらせ×天然カップルを始め、キャラ達が楽しいです。2016/08/20
梅みかん
10
籠手を壊したことには、何か意味がある? 猜疑王の心に変化の兆し。契約王妃も兵士皆の顔覚えたり、王の影響をばっちり受けてる。 ルパート大活躍。2020/04/30
さなえ
6
エステラの過去の事が少し見えてきた。エステラの父も、知らない方がと思っているのだろうが、もう幼子じゃないしさっさと全てを言った方がいいのにね。王のこじらせぶりが相変わらず素晴らしい(笑)ヘンリーにまで呆れられて。前作より良かった。ただ、言葉づかいが少し気になる点があった。あと酢を足しても水と油が混ざるようにはならない。2016/10/10