内容説明
夏祭り花火の目玉“虹のエール”三百玉が消失! 現場には、『ごちそうさまでした』と書かれた、犬の足跡つきの紙が……!事件に遭遇した大学生の春近は、どんな謎もきれいにしてくれるひまりさんに相談を持ちかける。電話ボックス落書き事件、町のアイドル・図書館王子の恋心、傷ついた少年の秘密――晴追町の優しくも不思議な事件を、春近は彼女と解決に乗り出すが……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
54
汚い感情を描いたとしても、その筆がほわほわっとしていて、絶対にどこかに救いがある。このシリーズ、好きです。次巻も楽しみにお待ちしています。2016/07/05
よっち
49
夏祭り花火の目玉「虹のエール」三百玉消失、電話ボックス落書き事件、町のアイドル・図書館王子の恋心、傷ついた少年の秘密など、優しい謎が住む町のシリーズ第二弾。街の人が皆仲良しの晴追町は人によっては息苦しいと感じる場所でもあって、ままならない想いを抱える人々のために奔走する春近と、彼の相談に優しい回答を導き出すひまりさんとの距離感が相変わらずいいですね。彼女のふとした言動に一喜一憂する春近だからこそ、有海さんへの変わらない一途な想いを何度も目の当たりにするのは切なかったです。急展開で次巻がとても楽しみですね。2016/04/18
た〜
45
ひまりさん、ちょっと危ない人?な、有海さんに対する偏愛、いやヘン愛ぶり。ある意味淡々と進んできたかと思われた話がラストで一気に激動に向かう、というところで終了。次巻でどんな展開が待ち構えているのだろう2016/04/21
Yobata
42
ひまりさん,第2弾。夏祭りの目玉花火“虹のエール”の紛失騒ぎ,巴崎の友人による(?)電話ボックス落書き事件,晴追町のアイドル・図書館王子とひまりの関係,有海さんの浮気(?)と傷ついた少年の4話。まだまだ晴追町のお節介で心優しい住人達が新登場する中で、巴崎の親友である優世は、逆にこのお節介すぎる晴追町が嫌いだという立場で登場。みんながみんな好んでるものはない…として確かに存在するだろうアンチを出すも、本質は晴追町の皆と変わらない心を葛藤よく描かれてるのはさすが。葛藤の末の巴崎との共感の友情にはジンときた。→2016/04/18
はな
41
図書館本。1巻目よりもさらに読みやすいイメージでした。住んでいる人たちのやさしさだったり繋がりがとても温かい気持ちになれます。ただ、ずっとそこで生活していると、時には息苦しくなるのかなとも思えました。葛藤しながらどうしたいのかが出てきて、周りもそれを温かく見守ることができる環境であるのはうらやましいと思う。主人公のひまりさんへの思いは成就できるのか??謎だらけの旦那さんのエピソードもちらほら出てきて、空想の人物ではないんだなと思いながら、この恋はどうなるのだろうかと思いました。2016/09/04
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