内容説明
行動科学を使った世界一わかりやすい問題解決の考え方を解説します。
問題(課題、目標)は、ビジネスでもプライベートでも誰もが抱えているものです。
「納品トラブルがあった」
「営業成績が達成できない」
「書類をなくした」
「いつも寝坊してしまう」
「最近、太りすぎた」
「職場の人間関係がうまくいかない」
……など思いつくところがあるのではないでしょうか。
本書では、そんな身近な問題から会社でのトラブルまで、行動科学的なアプローチで「どうして?」と自分に聞くだけで、すべて解決するメソッドを紹介しています。
実は、問題と思っていることは思い込みやその時の感情で「自分の頭の中で勝手に問題をつくり始めている」ことが多いのです。また、対人関係の問題では、相手の感情をどうにかしようとか、価値観を変えてもらおうと思っても、とても時間がかかり、難しいものです。
そこで、「自分に聞く技術」で、感情ではなく行動をコントロールするという手法で、問題の本質を見極め、目標設定をし、行動目標に落とし込みます。
本書で紹介する問題解決は、「ロジカルシンキング」などの思考力のように難しいものではありません。シンプルに「自分(相手)に聞く」→「小さな行動目標を立てる」→「行動をとる」→「習慣化する」だけです。
<目次>
第1章 「感情」が問題解決のジャマをしている!
第2章 行動科学で問題にアプローチ
第3章 問題解決の鍵、「自分に聞く技術」
第4章 目標を達成させる習慣化のコツ
特別講義 問題解決を加速させる実践ツール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いわにほ
22
目標を達成できないのは意志力の問題ではなく、行動するか否かの問題。未達の理由には種類があり、何が障害でどう対処すべきか、について書かれている本。◆MORSの法則:行動の具体性を表す指標。行動は具体化せよ。あいまいだと行動開始が困難になる。◆ターゲット(増やしたい)行動とライバル(減らしたい)行動。それらの違いを意識しながら、日々の生活を送ろう。◆なぜ行動するか?よりは、行動したらどうなるか?といったように結果に働きかけると行動が持続しやすい。2019/12/21
るっぴ
22
こんなに簡単に問題解決してみたい。さらさらと読了。2016/05/02
くろいち
14
【行動科学を使った問題解決】①感情や意思ではなく、行動で考える②行動とは、具体的でなければならない③MORSの法則(具体性の法則)で考える●M:その行動は計測できるか。O:誰が見てもその行動と分かるか。R:客観性があり、誰がやっても同じ行動になるか。S:その行動は、いつ、誰が、どこで、何をするのか【問題解決の方法】①どうして?と自分に聞く➔どうしてその問題は起きたのか?問題の原因となっているのは何か?②解決策を細かく洗い出す➔誰が?何を?いつ?どこで?③行動計画に落としこむ➔MORSの法則に当てはめる2016/04/05
焼きそばん
6
問題解決には、頭が良いことが必須だと思っていましたが、それを根底から打ち砕きます。問題を細かく分解して、高すぎない小さな目標を設定し、その為の行動は何か?それを持続するにはどうしたら良いかを教えてくれます。いきなり高い目標を設定する、感情をコントロールしようとするなど失敗のポイントもあり良かったです。2016/04/08
ラフロ
3
自分の望ましい行動と望ましくない行動を、自分が自分に問いかける。解決策に間違いはないか、スモールゴールに無理はないかなども常に自分に問いかけるようにする。自分自身がメンターになる。具体的内容に書き出す。2016/10/04
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