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内容説明
聖苗(ラント)を体に突き刺し枝器(しき)という武器を具現化して戦う枝闘士(ブランチャー)がいる世界。鬼(ニ)族の少女リミットを助けた枝闘士バドラックは、無実の罪により投獄され、恩赦をかけた枝闘トーナメントに参加することになった。しかしリミットには予知能力があり、バドラックの優勝が見えていたのだ! 結果が分かっている試合に挑む者達の、命を懸けた戦いの果てに見えるのは、敗者が背負った運命の物語!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
15
災害を食い止めるべく奔走するグラス先生。同時に進行するトーナメントという名の処刑劇。主人公がちっちゃいなぁ(苦笑)だけどリミットたちを救ったりした回想シーンを見ると悪い奴でもない。しかし活躍シーンがないんだな。貴族と貧民の英雄対決は読み応えあり。やっぱり笑顔が切ないよ・・・。2016/12/27
N島
13
軌道に乗った感のある第二巻。重々しい扉の感触はそのままに、扉を押すその手からしっかりと向こう側の気配を察することが出来る…そんな感じです。丹精込めて練り上げたキャラを一瞬の輝きとともに屠る作者。その残滓を拾い集める読者。なんとも遣る瀬無い思いが残る作品ですな。2016/06/07
トラシショウ。
10
積読消化。バドラックの二回戦、イティブ族の勇者ハジャルニ・スーとの対決、持てる者・フェロー・キャラダインと持たざる者・アルモン・カイテルの因縁の決闘を経て、グラスが知る事になるリミットの「予知」の底知れぬ正確さが描き出す破滅の未来の開示まで。たちの悪い冗談みたいな展開の積み重ねと、三流コントみたいなオチで倒されるハジャルニが大概気の毒だなぁ。結果が見えているコロシアムの決闘よりも、街全体に及ぶ未来の大災厄を含め、予知に対して人がどこまで干渉する事が可能か、と言う思考実験的に面白い(以下コメ欄に余談)。2016/05/28
ささやか@ケチャップマン
9
この作者らしく読者を置いてけぼりにする勢いで設定や展開がばらまかれていくので回収が困難なのだが、それでも続きが気になる。未来視によって結果が判明しているトーナメントで散っていく競技者の生き様よ。2016/05/18
えーてる
3
何があろうと、死ぬ時間だけは定められている、そのような大枠の中であがく人々の姿を描けばさぞ魅力的になるだろうという、そんな構想の作品ではあるが、その枠組みは作品自体をも縛り付けているように思える。制約が登場人物たちを弾けさせるその瞬間まで、どこか窮屈な気分を飼いならしながら読み進めるしかない。こうなりゃ我慢くらべだ。2016/05/06
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