内容説明
心の免疫力アップが、がん寿命を左右する!日本ではまだ珍しい精神腫瘍科(がん患者専門の精神科)の医師である、聖路加国際病院の保坂隆先生に、コピーライターであり、2014年にステージ4の乳がんを告知された、今渕恵子さんが、自らの体験をもとに心のケアの必要性とそのメソッドをインタビュー。
がん患者の7割の心をラクにする2つの基本、「がんは高血圧や糖尿病と同じ慢性疾患のひとつにすぎない」
「日本人の2人に1人はがんになる時代。でもがんで死ぬのは10人に3人」をはじめ、「肉体的な痛みは99.9%コントロールできる」「がんは第2の人生の始まり」など、目から鱗の事実をQ&A方式でわかりやすく解説していく。がん患者の心がV字回復し、免疫力が上がるメソッドのすべてを初めて公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はちてん
38
聖路加病院の精神腫瘍科の保坂隆医師は帯津三敬病院の帯津医師ホリスティック医学を継承している。ガンになったら直接の治療だけでなく精神面のことなども含めて治療するという考え方。この本は乳ガンのステージⅣ(末期ガン)を告知された今渕女史との対談形式。ガンを告知されて精神的に参っている患者の精神面のケアを題材にしている。内容はガン患者に限らず鬱傾向の治療と自主ケアと同じように感じた。暗くなりがちな内容なので、そこを回避するためか今渕女史がはしゃぎ気味な発言が引っかかる。2016/02/02
あきちゃん
9
私にはちょっと助けが必要です。ん~少しは役に立ったかも!?まぁ、もう少しジタバタしてみます(;´∀`)2017/10/30
鈴木
3
「がんは悶え苦しみながら数年以内に死ぬもの」という固定観念は昔のもので、今はだいぶ状況は変わっているということを基礎に、がん患者の不安を減らす内容。 身近な患者に渡そうと思って買って、渡す前に内容確認をした。 読んでほしい所はたくさんあるんだけど、気掛かりな点もあるため、 もう少し様子を見てから渡すか、自分の言葉で伝えようと思う。2018/02/13
Humbaba
3
分かっていても、なかなか改善できないことはある。それを実行することにリスクが有るとしても、全てを辞めることは出来ない。そのリスクをわかった上で、それでも自分の生き方としてそれを曲げられないのならば、最期までやり続けるというのも一つの選択肢ではある。2016/09/26
ロッキーチャック
2
鬱が酷くて抗癌剤治療をできなかった家族がこの医師の診察を受けたら、なぜ頑張って治療を受けなかったのだと説教された。受けたくても受けられず苦しんで診察に来たというのに。診察に付き添った自分は家族と一緒に逃げ帰った。救いを求めて患者会に参加すると、この本を読了済みの2人から「先に患者会に来てくれていたら絶対に診察を勧めなかった」と言われた。内容が薄っぺらく軽率な発言があるとのこと。読んでみたら確かに。癌のトータルアドバイザーは癌を経験していない精神科医ではなく、癌を克服した患者であることを学んだ一冊。2019/11/01
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