内容説明
ヴァイスブルク帝国が誇る女人禁制の図書館。小国ローザンヌの王女で魔女のセシーリアは、弟の呪いを解くため男装して潜入中。ただし、帝国の第二皇子ルードルフには正体がバレており、彼女も彼の秘密を知ってしまった。そんなある日、『王女セシーリア』が二人の皇子の花嫁候補として帝国へ招待されることに! 魔女は禁忌の存在で、秘密を守るにはルードルフに嫁ぐしかないのだが…?
目次
一章 ふたりの求婚者
二章 結婚大作戦
三章 竜の眠る洞窟
四章 薔薇の祭り
五章 皇子の決闘
終章
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すみの
27
お互いの秘密を知ったセシーリアとルードルフ。帝国皇太子アルブレヒトと第二皇子ルードルフの花嫁候補となった王女セシーリア。魔女という正体を知り、弟のために魔法書を探す彼女を理解している点では断然ルードルフの妃になるのがベストな選択。それにしても兄殿下アルブレヒトはイケメンだがセンスのないファッションに何故?と思っていたが巻末になるほどと…。今巻はお姫さまらしいドレス姿のセシーリアを抱き寄せるルードルフ場面が多く、ちょっとドキドキ。完結なのが惜しい。魔王と魔女、魔法書あたりをもう少し読みたかった。2016/11/17
shizuca
11
これで完結とは寂しすぎる。前作が序章のようで人物もぎこちなく、この巻でセシーリアやルードルフが動き始めた感があったので(武闘派レオンなどキャラがたちはじめてたので)まだまだ続きがよみたい作品です。空回りする、というか行き当たりばったりのセシーリアは読んでいて時々なぜそうなる、とツッコミをいれるのですが、引きこもり設定なら仕方無いコミュスキルなのかなぁ。ルードルフ、がんばれ。攻めの姿勢(?)のルードルフ、もっと見たかったし、とりあえず雑誌コバルト買ってきます。エーリヒが意外に短絡思考で笑いました。2016/02/05
でんか
8
蔵書整理で再読中。うーんなほう。シリーズ2冊目。シリアスなのかコメディなのかどっちにしても中途半端。笑えるわけでもなく、泣けるわけでもないのでどうもイマイチ。ヒロインは相変わらず軽率。さすがに皇子相手にその口調は砕けすぎだろう。そもそもヒロインという人は、「赤の魔王」の花嫁のハズなんだが、その設定は一体どう生きているのかわからんかった……。いや確かに最後出てきましたけどね?設定があるならそのようになにか書いて欲しいのだが……。そして、全く終わってませんよ…。このパターンイヤだ…。2017/11/06
よっしー
5
続きが出たのはいいんだけど、ツッコミどころ満載で何だかなあって感じ(^_^;)せっかく美味しそうな設定がてんこ盛りなのに生かし切れてなくて残念。セシーリアとルードルフや他のサブキャラも結構好きなんだけどね…。二人のの未来が明るそうなのが救い。2019/03/25
灰猫
5
なんとなく、目についたという理由で購入。主人公の動機がわかりやすいのと、魔女であるという制限の書き方がうまい。 印象に残ったのは、弟のレオンで、こんなキャラだとは思わなかった。 後、ルードルフが主人公が好きだという理由がはっきりしていたのがよかったとおもう。 最後の主人公を取り合う決闘の盛り上がりもよかったが、最後まで読んで、これが続刊だと気がついたのが問題。どうもキャラが、わかっている前提なところがあったはずだ……。2016/02/29
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