講談社文庫<br> 探偵の鑑定II

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講談社文庫
探偵の鑑定II

  • 著者名:松岡圭祐【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 講談社(2016/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062933506

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内容説明

2大シリーズ完結・運命の終着点、最終章。天然キャラの凜田莉子が信じられないほどの鑑定眼で難事件に立ち向かう『万能鑑定士Q』。決して笑わない美女、紗崎玲奈が「対探偵課探偵」として悪徳探偵を追う『探偵の探偵』。究極の推理合戦しながら、それぞれの作品世界の今後が描かれる『探偵の鑑定』。二人が追う偽バーキンの謎の裏には驚愕の秘密が。二人と二人を取り巻く者たちの運命は? その真相はすべてここにある。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

196
自分は未読の他シリーズからも総出演で大団円なのね。これでおしまいかと思うとなんだかとても寂しい感じ。玲奈・琴葉・莉子・絢奈・瑞希、いちばんの美人は誰なんだろう?2017/05/25

Yunemo

188
10年4月に鑑定士、12年2月に添乗員、14年11月に探偵、15年10月に公務員、が誕生し(たぶん?)、そして16年4月に勢揃いして完結へ。何だか感慨深いものがありますね。本作、これはこれで嬉しいけど、そのために雑駁感ばかりがつのって仕方がありません。あまりに大雑把過ぎの感。何故にこんな形で完結?もう少しじっくり煮詰めてもいいのに、こんな想いに捉われて。いろんな場面での薀蓄に、そして探偵においてのバイオレンスに、主人公なりの対処方法に、都度頷きながらの緊迫感。残念ながら、この感覚なかなか味わえませんね。。2016/04/20

🐾Yoko Omoto🐾

173
莉子、玲奈、絢奈、瑞希と4大ヒロイン揃い踏みとなった後半戦。トップギアで加速し続けた物語が、対極にある二つの世界のどちらに傾くのか、最後の最後まで目が離せない展開だった。人はいつまでも同じ場所に踏み留まっていられない、ならばたとえ痛みを伴おうとも、進む未来は自分自身で決断しなければならないと、それぞれが歩み出した道。 夜明けが来ないのではないかと思えるほどの長い夜が、徐々に眩しい朝焼けに溶かされてゆくような安堵感とともに、皆の未来に幸あれと祈らずにいられない。“人の縁”の大切さが沁みる完結編だった。→2016/04/21

hiro

164
「万能鑑定士Q」の凜田莉子と「探偵の探偵」の紗崎玲奈だけでなく、「特等添乗員α」の浅倉絢奈と「水鏡推理」の水鏡瑞希までも登場し、松岡作品のヒロイン4人の活躍だけでなく、彼女達の性格の違いも比較できる大サービスの一冊だった。やはり「人の死なないミステリ」のヒロイン達には、玲奈と琴葉のいる世界は異常たった。このⅡでは小笠原が須磨や桐嶋に劣らない活躍をすると期待していたので、これは残念(笑) このあとの莉子と小笠原については「万能鑑定士Qの最終巻」で確認することにする。玲奈には他のシリーズに顔を出してほしい。2016/09/17

さばかん

162
KADOKAWAで積み上げてきたものが講談社に破壊された……。ええんかこれで……ええんかKADOKAWAさんよ。  私は納得できませんよこんな結末は。  面白かったさ。面白かったとも。  でもそれはこれとは別次元の話さ。  私がどれだけ嬉しかったか。Qシリーズをずっと読んできて良かったと思っていたのに……。こんなのってないよ、あんまりだよ。こんな仕打ちが待っていたとは……。これから何をモチベーションにしてQシリーズ最終巻を待てばいいのだ……。  αシリーズの続き出さなきゃ許さねえからなあもう。2016/05/09

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