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内容説明
そうか! その手があったか! 子どもがほしい…。6年間で600万円、不妊治療のどん底で見つけた希望の光。里親研修を受け、待望の赤ちゃんを預かった著者(40代・男)が瑞々しくも正直に綴る、新しいタイプの子育てエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
88
我が家も子供ができず不妊治療を経験しています。里親になりたかったのですが夫が「もしも何かあったら責任持てないからダメ」と反対されたので、男性のほうが拒否反応が高いと思っていただけに意外でした。不妊治療の時も、その後も子供がいない事では無神経な人からの残酷な言葉で苦しめられ、読書では人気女性作家が、中絶を安易に物語に入れているのを読んで嫌いになったりしてます。里子が世間の残酷な言葉で苦しまずに済む世の中になるように願っています。物心ついた頃から真実を告げる事に賛成です。2016/07/10
さおり
57
図書館本。昨年読みたかった本だけど、今更図書館で見つけたので借りてみた。前半は赤ちゃんの成長記録。後半は、著者のこれまでのこと、不妊治療のことや里親制度のことなど、なんというか、書かなくてもいいことまで書いてある印象。分量はとても少ないのに、なんとも疲れる読後。2016/10/13
鱒子
52
図書館本。里親としての話は全体の1/5 あとは子育てエッセイ。しかも、漫画家なのになぜ漫画を選ばず文章で表現したのか?ナゾです。奥様との結婚のいきさつ、元婚約者への批判、その子供への無責任さ、どうにも著者のわがままを肯定できないところがあります。ここら辺はどうしても書きたいのなら、別の本として表現されたら良かったと思います。2018/03/28
るぴん
37
図書館本。里親として、赤ちゃんを預かることになった漫画家の体験記。とは言うものの、大部分は普通の育児日誌。後半の里親入門と分量が逆なら良かったのに…。里親制度と養子縁組の違いが曖昧だったけれど、初めて違いを知った。児童虐待が多い世の中で、本当に子どもが欲しいと望む家族の元に斡旋する、こういう制度がもっと広まればいいのになぁ。行政は不妊治療の援助にももっと力を入れるべきだと思う。作者さんの過去の事情、結婚観や女性観には少々イラッとしたが、里子の赤ちゃんが実親に戻されることなく、すくすくと育つことを願います。2016/07/31
なるみ(旧Narumi)
34
漫画家である著者である、とあるご夫婦の旦那さまが書いた、ご自身の家に来た女の子の赤ちゃんの日々の様子を綴りながら、里親制度についてエッセイ書かれています。エッセイに添えられた各4コマ漫画を楽しみに読み進めました。最後に自分自身について、一部については赤裸々に書かれていらして、最後が一番読みごたえがありました。読友さんのレビューで本書を知ったので、読友さんに感謝ですm(_ _)m2017/04/18