小学館新書 ひとり終活 不安が消える万全の備え（小学館新書）

著者名：小谷みどり【著】

小学館（2016/04発売）

• ISBN：9784098252664

内容説明

元気なうちにやっておくべき手続きのすべて。

若いときは気楽でいいと思っていたひとり暮らしも、年齢を重ねると心配事が増えてきます。「自宅で急に倒れたらどうしよう」「認知症になったらだれが面倒見てくれるのか」…。ただ悩むだけでは心配は解消しません。大切なのは、気がかりは何かを考え、それを解決する手段を知り、元気なうちに実行することです。本書は、ひとり暮らしの人が気にしている様々な問題を取り上げ、それに対処する手段を詳しく解説します。
・ひとり暮らしでも安心な「高齢者向け住宅」
・認知症になった自分を守ってもらう「任意後見制度」
・急に倒れた時に備える「見守りサービス」
・体が不自由になったら生活全般を補助してもらう「任意代理契約」
・葬式や埋葬を代行してもらう「死後事務委任契約」……

ひとり暮らし高齢者の8割近くの方は、今のままひとりがいいと考えているという調査結果があります。充実したひとり暮らしを長く続けるために、本書をお役立てください。

【ご注意】※この作品は図表が含まれるため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[きみどり]

おひとり様の終活について。独身独居の絶対数が多いだけに、首都圏のサービスばかり紹介されているのは仕方のないところ。結局は「人それぞれ」なんで自力で考えなさいよってことね…💦 夫の祖父はやもめで子どもにも先立たれていたため、孫夫婦の私たちが看取りをしたが、独居歴が長かったためかお金周りの整理はちゃんとしてあって、あれは非常に助かった。

2024/01/16

[じゅんじゅん]

不安がきえるどころか益々不安に。「お金を払えばそれに見合う安心が」とありますが、老後のためのお金を年金だけで賄うことは無理です。またお金を払ったとしても悪徳弁護士だったり悪質なＮＰＯ団体だったらと不安は消えません。これからさきの国の制度如何によっても（年金・介護制度）変わります。悪くなることはあってもよくなることはないだろうなと悲観してしまいます。

2016/11/15

[retro]

いろいろな方法がある事は分かったが，かといって個人が選択できるものはごく限られている。不安は消えないよ。

2017/10/30

[Tatsuya Michibata]

当然「終活」に必要ないろいろな知識が書かれていますが、人生の考え方というようなことも書かれています。最初に「死を考えることの本質はお葬式やお墓をどうするか、遺産をどう配分するかに思いをめぐらすことではなく、残された時間で自分はどう生きたいか、何が人生で大切なのかを改めて考えることにあるのではないかと思います。」と書かれています。本文の中で「縁を絆にする」という言葉が出ていますが、今後このセリフ使わせてもらおうと思います。

2017/04/04

[ベル♪]

★ この本を読んで、不安が消える人っているのかしら。。。

2017/02/15