内容説明
異世界の扉を開くブラックファンタジー第四章! 七つの魔書を集めるという目的を果たす為、ツグナは魔族の国を訪れる。しかし魔法の実力が全てを左右するこの国において、「魔法適性無し」である彼の扱いは人以下。あまつさえ無実の罪で投獄されてしまうが、その陰には実は邪悪な企みが蠢いていた。仲間達が手を尽くして救助に奔走する中、ツグナは己の心の奥底に潜む、闇よりもなお黒い感情に囚われていく――虐げられた苦しみはいつしか憎悪に変わり、世界を揺るがす最強召喚師の力が暴走を始める!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
21
七つの大罪「嫉妬」と「強欲」を習得。七つの大罪を使う度にツグナに別の人格が現われてるけど大丈夫なのか?洞窟の中で出会ったドラゴンに、「魔書」を全て手にし者は不運な死を遂げると言われるし。そのドラゴンからドラゴンの急所である「逆鱗」をもらったツグナ。2017/12/26
おやぶん
4
魔書を集めるために奔走するツグナ。 彼が訪れた場所にいたのは かつての双子の妹たち。 彼女達は敵として目の前に立ちふさがることとなる。 紆余曲折して仲間になるようなので 今後の彼女達の行動も気になるところです。2018/11/19
fap
3
迫害されているなぁ。 ぶち込まれて放り出されて喧嘩して。 ”黒”をここまで貶める社会の成り立ちが不思議。 そもそも該当する個人がほとんどいなさそうなのにここまで徹底して蔑むとは。 最大の敵は己自身という、とても分かりやすいランキングは 第二第三の敵として現れる伏線か。2016/03/19