内容説明
皮膚はシリコンゴム、骨はチタン合金、目はCCDカメラ……。
十五歳の時、大事故に遭った姫島風道は、身体の大部分を人工物に取り替えられた。
五感も欲望も失った自分は人間なのか?恋人ジュリにも言えない秘密を抱えた風道には、人工心臓の寿命が尽きるまでにやらなければならないことがあった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イタリアンでこちん
3
恋がしたいフェス『切ない恋』編30+1/2:風道と樹里の男性視点版。どっちを先に読んだ方がより理解できるの?う~んJuriを先に読まれる事をお薦めします。理由をこの場でコメントするヤボはしませんので、読友さんの肌であなたの心の中の弦楽器が奏でる音楽を味わって頂ければと思います。そうですね少々、気障かもしれませんがこのペア作品で『切ない恋』の愛の音があなたの心の耳に響いてくればいいのになぁ。と思っております。自分の知らない良い本がまだまだたくさん在る事に感謝したい気持ちです。2009/10/29
ユア
3
サイドストリーで別れてるのが、それぞれの視点や思いがわかって、面白かったです。2008/08/16
Hi
2
初めて読んだ桜井亜美作品。すごく切なくて、ひきつけられました。この本で桜井亜美にはまりました!!
masa
1
こっちをあとでよむとナゾが、すーっとなくなっていく感じ。
まゆり
1
ジュリとカゼミチ。今度は逆から読む予定。2013/02/07