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内容説明
人類は滅亡するために生まれてきたのか――――!?
主人公・杉浦渚はどこにでもいる普通の女子高校生。
杉浦一家もどこにでもいる普通の家族。
ただし、取り巻く世界は確実におかしくなっていた。
2011年に人類発祥の地・ケープタウンに不思議な木が生えたときから…
突如として世界各地に生え始める不思議な木…
強制的に「世界の終わり」を意識させられる人類…
刹那的な享楽にふける人…全てを諦め投げやりな生き方を選ぶ人…
全てが急速に変わり始めた世界の中で、
変わらないことを選び絶望に挑む、
家族の物語がここに開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
14
再読。世界が終わる、と目に見える形になったらどう行動するだろう?おかあさんの話し方が苦手なのだけれど、この「しゃべる様子そのまま」という漫画の表現方法は新しい気がする。2021/05/11
ぐうぐう
8
ネビル・シュートの小説をあからさまに連想させるタイトルからもわかるように、新井英樹の最新作は、終末に向かう世界を描く。しかし、あくまでジャンルはホームドラマだ。そのギャップがまさしく新井英樹。世界中で発生した巨大な豆の木。いつ破裂するやもしれぬ緊張の中で暮らす人々。歳月が経つうちに、やがてその緊張は日常の中に密かに溶け込んでいく。死を覚悟する者、自分の生き方を変えようとする者、世界の終わりを信じない者、それぞれの生き方を通して、新井英樹は現代を痛烈に描き出そうとしている。2015/10/18
gelatin
5
★★★★ 凄いものを描き始めちゃったなぁ、新井英樹は。浅野いにお『デデデ(略)』のside Bをシビアに大人の目で、という感じなのだが。この「気持ちの落とし処が簡単には見つからない」というのはしんどい。目を逸らしたい。考えないでいたい。これまでの信念も気概もいかほどのものか。このお話はどこに向かうのだろう。でも新井英樹なら描き終えてくれるだろう、という信頼があるのがこの漫画の救いだ。やっぱりすごいな、新井英樹。2015/10/12
ツキノ
4
毎日新聞日曜くらぶで新井英樹さんが取り上げられており、気になったこの作品を読んでみる。2015年。コロナ禍の春に読むとなおさら…!2020/05/24
ぴよ(toyoneko)
4
新井英樹の新刊。表紙を見て,ずいぶん女の子を可愛く描くようになったな…と思ったが,中身はいつもどおりだった。ワールドイズマインでは,世界を「壊す」側からの物語が描かれたが,これは,「壊される」側の物語。実に興味深いが,それは果たして面白い物語になりうるのか?というのはちょっと心配。この巻はとりあえず導入か。今後に期待。2015/10/12
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