内容説明
少女のころ、私たちは赤い糸にあこがれていた。生まれながらに、目には見えない赤い糸で結ばれたひとにいつか出会い、恋をして、幸せに暮らし、死ぬまで離れることはない。大人になって、いくつかの恋を経験して、赤い糸はないって気づいたけれど、でも、銀の糸はあるのかもしれない。人生の大きな流れの中で、自分で選んだ相手と意志的に結ぶ、それが銀の糸――。だれかとつながりたい気持ちをすくいとる、珠玉の恋愛小説集。表題作ほか「しゃぼん」「セカンドハウス」「銀の糸」「遊園地」「メトロノーム」を収録。
※本書は文庫版『銀の糸』を改題し、単行本刊行時のタイトル『祝福』とした作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
43
久しぶりに読んだ、真剣な恋愛小説!!しかも!!6つもの・・・恋愛!!全部「ココア」みたいでした。基本は甘いです。もうね「甘過ぎっ!!」って思うのもあります。そうかと思えば、「砂糖・・・忘れてませんかぁ!?」っていう、キリッとしたのもあります。けど、全部飲んでしまったら、さみしくなりました。また、たまには・・・飲もっかなぁ。。。2015/03/09
たぬ
27
☆4 野中さん3冊目。6編の中では「メトロノーム」がいちばん好きで次に「祝福」が好き。この2編だけなら5点満点も狙えたかも。どちらも凛とした静謐な美しさにあふれている感じ。残り4編もまあまあ良かったけど男女が交わる描写が目立っていると個人的に低評価になるので…。2021/06/28
さわこ
15
六つの恋愛小説。解説で使われていた「微熱」という言葉がぴったりの小説だと思った。燃え上がるような恋ではないけれど、じんわりとした熱さや少しの重みがあって、なんとなくぼーっとしてしまう感じ。特に好きだったのは「しゃぼん」と「銀の糸」。人と人との強い絆を感じる。出会いって偶然ではあるけど、縁というものも確かにあるんだな、って。どの話も読んだことがあるような気がしていたら、文庫化する際にタイトルが変更になっていたため既読に気づいてなかっただけでした。なんでタイトル変えたのかな?★★★★☆2014/05/09
六花
13
ゆるやかな、どこかキラキラと光る恋の話たち。しゃぼんと銀の糸が好きでした。赤い糸よりも、意志を持って結ぶ銀の糸。2016/05/20
まみ
10
個人的事情により、一話めの「しゃぼん」がたまらなかった。「僕たちはまた出会うよ、きっと」。なんで今これを読んでしまったんだろう。「また同じあやまちを繰り返すのかもしれない。でも、それなら、それでいい。未来をおそれまい。たとえ同じことを繰り返したとしても――私たちは、また出会うことができる、きっと」2011/03/18
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