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内容説明
プロ野球ファンの間で、長年にわたって繰り広げられてきた論争がある。
それは「最強のエースは誰か?」という問いである。最強のエースとして名前があがる選手は少なくない。
前人未到の通算400勝「金田正一」。西鉄の黄金時代を支えた鉄腕「稲尾和久」。常勝軍団ジャイアンツのエース「斎藤雅樹」、海を渡ったトルネード「野茂英雄」。
そして、七色の変化球を操る奪三振王「ダルビッシュ有」、不敗のエース「田中将大」、規格外の怪物「大谷翔平」などなど。果たしてどの投手が一番すごいのか。
打者として数多くの投手と対峙し、捕手として幾多の投手の球を受け、監督として投手を育ててきた野村克也が、自身の経験からプロ野球全12球団の「歴代投手ベスト10」を選出。
その中から「プロ野球60年間の最強のエース」を決定する!はたして野村氏が選ぶ最強のエースは誰なのか!?
プロ野球ファン必読の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
95
昔の人の投球回数がすごすぎる。鉄人だらけで今では考えられない。一流のキャッチャーであり監督の著者がどのような見方で投手を見ているのかも見ものである。2016/08/02
金吾
21
やや自分が戦った世代に甘い気もしましたが、球団別番付が面白かったです。2022/09/10
しーふぉ
21
各球団から10人ずつ野村さんが選んでいます。上原、西口が入っていないのは好き嫌いなのか⁈確かに伊藤智仁の全盛期は凄かった!今まで見てきた中でNo.1のピッチャーでした。あまりにも短か過ぎたのが残念です。2016/06/28
gtn
10
最強のエースは誰かとといいつつ、答えを出さない例が多いが、ノムさんは、左投手なら金田正一、右投手なら稲尾和久とはっきり答える。実体験に即して、各球団の歴代最強投手をランキング化した、著者にしか書けない本である。2018/08/26
陸奥☆独り旅
7
野村が「最強のエース」を選ぶというので、それだけでワクワクする。稲尾や金田、杉浦から江夏、堀内、江川、野茂、ダルビッシュや田中に至るまで、分析と論評が続く。金田と大谷はどちらが速いのか。誰のスライダーが一番切れるか。各球団5人ずつ計60人。たいがいの名投手を網羅し、さながら戦後投手名鑑であるが、近くで見てきた一人が一貫して論評しているところに価値があろう。野村の解説とともに想像を巡らせるだけで、ただ楽しい。私の愛する江川の評価は…。2014/10/14