決定版 セミナー講師の教科書

著者名：立石剛【著】

かんき出版（2016/03発売）

• ISBN：9784761271596

内容説明

セミナー講師として、1年目から結果を出し、10年稼ぎ続ける。
これが本書のテーマです。

本書で紹介するさまざまなノウハウを実践していただければ、職業や年齢、能力、実績のあるなしにかかわらず、どんな人でも講師として成功することができます。
すでに、セミナー講師として活動している人はもちろん、現在、講師を目指しているという方でも、はやい人なら2カ月で結果を出すことができます。
「結果を出す」とは、セミナー講師としてデビューするだけでなく、きちんと人を集めることができ、継続的にセミナーを開催し続けることができる状態のことです。
インターネットやSNSの普及により、セミナーを開催することに対するハードルが以前より低くなっています。それに比例して、近年セミナー講師が急増していますが、コンスタントに集客でき、セミナー講師のみで食べていける人はひと握りしかいません。
本書では、税理士や公認会計士など、いわゆる「士業」の人をはじめ、FP、コーチ、カウンセラー、普通の会社員や主婦など、セミナー経験のない1200人以上の人にセミナーのつくり方や集客のしかたなどを指導してきた、セミナー講師養成の第一人者である著者が、セミナー講師として独立し稼ぐ、セミナーを事業拡大や顧客獲得につなげるための「使える」ノウハウを解説します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kentaro]

私たち日本人は、長年の学校教育によって、学習のゴールをわかるに設定してしまいがち。日本の学校教育では、わかったかどうかを試験でチェックして、成績が決まる。つまり、実践できなくても理解さえしていればいいと教えられてきたということ。しかしセミナーでは、わかるをゴールにしてはいけない。できるをゴールにしなければならないのだ。受講生がセミナーを受ける目的は変わることだから、人が変わるためには、何かができるようにならなければいけないのだ。受講生は知識を得たいのではない。自分が変わるためにやるべきことを知りたいのだ。

2022/07/11

[けん]

【★★★☆☆】研修にも使える。参考になる箇所沢山。

2022/01/09

[mazda]

自分が勝てる領域を明確にし、仮に初心者だったとしても初心者の中の上にいれば、初心者の中下には教えることができるとのことです。そして、自分の経験が人を動かすので、体験、強み、情熱を言語化し、セミナー参加者におもしろいと思ってもらう、つまりは新しい発見があるということを意識させることが大切だそうです。再現性のあるいいノウハウを3つにまとめて、聞き手が「自分でもできるかもしれない」と思えるように仕向けることも重要だそうです。面白く話すには具体例を入れることとあるので、具体的なエピソードは持っておく必要ありです。

2023/05/13

[九曜紋]

セミナー講師として生計を立てていこう、などと自惚れているわけではないが、やり甲斐のある仕事だとは思う。実は遠い昔、入社3年目に地元の職業訓練校で講師をしたことがある。平社員なのに｢先生｣と呼ばれ、面映ゆい思いをした。それは会社の営業施策の一環だったので、テーマもシナリオも既定路線通りにすればよかった。会社という後ろ盾を無くしたいまとなっては、テーマの設定、セルフブランディングといったことをゼロからする必要がある。本書は｢あなただからこそ救える人がいる｣をテーマに読者を導いてくれる良き入門書となっている。

2017/08/14

[のぎへん]

著者はセミナー講師を養成する講師。//自己紹介→本日のゴール→問題提起→ノウハウ→まとめ/問題提起は、①体験②データ③実例④悩みの代弁 のどれかから。/いいノウハウとは、誰でもできる再現性のあるもの/①体験談②引用③例え話④数字⑤現物で、話の面白さが増す/看板セミナーを磨く→高額の連続講座をつくる→認定講師を養成する

2017/04/12