アクションコミックス なのな フォト ゴロー（４）

著者名：森下裕美【著】

双葉社（2016/03発売）

• ISBN：9784575944655

内容説明

食品工場勤めの独身男、谷師悟郎（たにしごろー）。日々はさえない。明日もイヤなコトしか起こらないだろう…。西荻窪的雑貨屋勤めの女の子、阿木七乃菜（あぎなのな）。外見はぼんやりしてるけど、心はちょっとクール。コドクな男とコドクな女の美しくはない奇妙な出会い。きっかけは「ナノナ～」と鳴くすこぶるかわいい猫。二人と一匹の一筋縄ではないハートフル森下劇場最終巻！ゴローの暮らしに大きな変化が！見逃せない大団円!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[タマキマタ]

終わってしまったのは寂しいけれど、素敵な着地点に落ちついて良かった。森下裕美ならではのシビアな描写は時折グッサリくるけど（笑）、この作品が読めて本当に良かったです！

2015/12/30

[Dの字]

平坦なようで鋭い変な作品だった。いつの間にかなのなのやさぐれっぷりに癒されていた。友人が地方に帰ってしまい呑んだくれるなどやさしくてさみしがりな人だ。

2015/12/21

[marevrev]

作者のマンガを久しぶりに読みたくなった時に買っといたkindle本。いつもの感じのギャグ時々ちょっといい話みたいなゆるいやつ。おもしろい。

2025/06/14

[HedgeHogs]

・町に出てよかった、人に会ってよかった ・家族って同じ船に乗っちゃうと役割果たさないといけないじゃない、自分の好きなことでしなくなるなよね

2017/10/30

[うさこ]

大阪ハムレットも凄かったが、このシリーズも凄かった。この絵柄で超シビア。でもダメな人も切り捨てずに生活させているところがリアル。 鍬田くんの子供時代とか睦月ちゃんの家族構成とかは出てくるのに、なのなとゴローのはよくわからないまんま終わった。 それがなんかコワイ。

2016/01/24