ディノ・サピエンス（２）

著者名：安井ミイト【原作】/森よし【漫画】

講談社（2016/03発売）

• ISBN：9784063827538

内容説明

2034年、横須賀――。ティラノサウルスに捕食された級友エミリーの復讐を誓うフィッシャー、ガタカ、アリスは中学生へと成長した。平穏な学園生活を送る彼らの前に、再び現れた巨大恐竜。絶体絶命の中、フィッシャーたちに救いの鉄の手が……。人類vs.恐竜“闘”想科学フィクション、中学生編――!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

積読消化。恐竜の侵攻開始から四年後。内陸に陣取る奴らに対する具体的な有効策もないまま、国土の23％を奪われ沿岸に移り住む日本人の中学校に進学していたフィッシャー、ガタカ、アリス。平穏かと思われていた暮らしはやはり巨竜スピノサウルスらによって壊滅する。絶体絶命の窮地に現れた元ボクシング世界チャンピオン・レヴィーが駆る超伝導ストラグルビーグルの前に、遂に恐竜を率いていた者が正体を明らかにする。血塗れの中学生編の開幕。諸々の設定や世界観の作り込みの甘さは目につくんだけど、勢いで読ませるなぁ(以下コメ欄に余談)。

2016/06/08