内容説明
「古事記」とは一体、何なのだろう?官報のような「日本書紀」と比べ、人間味溢れる最古の古典文学の風格備える「古事記」。そこには古代人の意識・ライフスタイル、生活感情を知る手がかりがある。原典を忠実に小説化した第1部と、その現代的解釈を試みた第2部の構成で、「古事記」の謎に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
可兒
1
古事記はいまだに多くの人を食わせているのだなということがよく分かった2013/12/08
ヴェルナーの日記
0
『古事記』における上巻から中巻の「神武天皇」皇后選定までを全後半に分けて前半を現代語訳、後半を著者の推論考察という構成になっている。 現代語訳は読みやすかったが、多々抜けてる箇所と誤訳があったのが気になった。 後半の考察部は、それなりに面白かったが、少し著作者の独自性が欠けていて、もっと深く掘り下げてほしかったというのが正直なところだろう。 なので、2部形式にせずに推論考察だけに絞って通説との対比を明確にすれば、もっと面白くなったのでないかと思う。2012/07/18
新しいフォルダー
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さわりだけの現代語訳かと思ったら、半分が現代語訳だった。 ちょっと肩透かし。 が、結構読みやすかった。2009/05/15
startvalue
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★★★★☆2019/03/11