オレンジ党、海へ

著者名：天沢退二郎【著】

復刊ドットコム（2016/03発売）

• ISBN：9784835441337

内容説明

《あらすじ》ある日、「オレンジ党」のもとに救援を求める不思議な手紙が届いた。
差出人は「鳥の王」とあり、＜黒い魔法＞から助けて欲しいのだという。しかし、時を同じくして「鳥の王」に囚われているという「カモメ」と名のる者からも助けを求める手紙が届く。
はたして、どちらが真実なのか？＜黒い魔法＞の罠かもしれないと思いつつ、「オレンジ党」の少年少女は「鳥の王」が住むという「八ツ岡」へ向かうことに。そこに待ち受けているのは・・・？
日本が生んだファンタジー文学の傑作！「三つの魔法」シリーズ最終巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[シガー＆シュガー]

「夢の中で動いている」少年・四郎が、鳥の王からのSOSの手紙をオレンジ党へ持ってくる。鳥の王を襲うのは黒い魔法か、あるいは鳥の王の手紙こそ怪しいのか…。この「第三の書」でも、信用できるのは昔からの仲間だけという不安な設定。面白さは前二章に劣りませんが、これを最終章として読んだ当時の私はなんとなく釈然とせず、最後ももの思わせぶりで悲しい気がして、寂しい気持ちで読み終わったものでした。年月を経て、この続きの章が書かれ、それを入手した今、やはり寂しい読後であるものの、続きへの期待が抑えきれません。次章へ。

2017/07/16

[misui]

読み終わってぼんやりしてしまった。結局よくわからない。何だったんだろうな。

2010/04/28

[chie]

☆☆☆☆

[inugamix]

[購入本]

[P]

完結。

2008/01/08