プロ野球の経済学―労働経済学の視点で捉えた選手、球団経営、リーグ運営

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プロ野球の経済学―労働経済学の視点で捉えた選手、球団経営、リーグ運営

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492314784
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0033

出版社内容情報

プロ野球選手は、本当においしい職業なのか!? 経済学の視点から、「職業としてのプロ野球」を評価・分析する異色の書。日本のプロ野球を「(労働)経済学」の観点で捉え、年俸問題、キャリア問題、選手の権利問題、球団経営等について調査・分析。メジャーリーグとの比較分析も行う。新たな視点のプロ野球解説書とするとともに、日本のプロ野球をケーススタディとした経営、ビジネスの指南書にもなる書。

第1章 野球がプロスポーツの代表になった経緯
第2章 2リーグ制の確立とプロ野球の隆盛
第3章 プロ野球の経営側と選手側を評価する
第4章 プロ野球選手の給料は本当に高いのか
第5章 アメリカ大リーグとの比較で日本プロ野球界を評価する

橘木 俊詔[タチバナキ トシアキ]
橘木 俊詔(タチバナキ トシアキ)
京都大学名誉教授
1943年兵庫県生まれ。小樽商科大学卒、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部教授、同志社大学経済学部教授を経て、現在京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授。その間、仏米英独で教育・研究職。2005年度日本経済学会会長。専攻は経済学。
本書と関連する著作:『日本の経済格差』(1998年)、『安心の経済学』(2002年)、『格差社会』(2006年、以上岩波書店)、『学歴入門』(2013年、河出書房新社)、『共生社会を生きる』(2015年、晃洋書房)、『21世紀の資本主義を読み解く』(2015年、宝島社)、『夫婦格差社会』(2013年、中央公論新社)、『セーフティ・ネットの経済学』(2000年、日本経済新聞社)、『日本の地域間格差』(2012年、日本評論社)、『無縁社会の正体』(2010年、PHP研究所)、『消費税15%による年金改革』(2005年)、『女女格差』(2008年)、『安心の社会保障改革』(2010年、以上東洋経済新報社)。

内容説明

ドラフト制度は職業選択の自由を侵害しているのか?プロ野球選手とエリート会社員はどっちが得か?新たな視点のプロ野球論。

目次

第1章 野球がプロスポーツの代表になった経緯(アマチュア野球が最初;プロ野球の創成と発展 ほか)
第2章 2リーグ制の確立とプロ野球の隆盛(2リーグ制の確立と日本シリーズ、フランチャイズ制;自由選択制の結果によるV9・巨人からドラフト制による群雄割拠の時代へ ほか)
第3章 プロ野球の経営側と選手側を評価する(経営側の評価;選手側の評価 ほか)
第4章 プロ野球選手の給料は本当に高いのか(プロ野球選手の給料の実態:高年俸の選手;なぜホームラン王や最多勝利選手は高額を稼ぐのか ほか)
第5章 アメリカ大リーグとの比較で日本プロ野球界を評価する(アメリカ大リーグの特色;日本のプロ野球をどうすればよいか)

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年兵庫県生まれ。小樽商科大学卒、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部教授、同志社大学経済学部教授を経て、京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授。その間、仏米英独で教育・研究職。2005年度日本経済学会会長。専攻は経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

as

4
P78阪神甲子園球場が抜けている。p155広島とは一勝一分けp176阪神のスタメンで鳥谷以外全て外様は去年までいくらでも有。以上の観点から作者がエセ阪神ファンで有る事はわかりましたが、補完財(コーヒーと砂糖)競争財(コーヒーと紅茶)やパレート最適、平等性と効率性のトレードオフなど専門分野での分析には納得しました(全部同じ意味のような気もするが・・・・)。2016/08/28

☆ツイテル☆

3
フライヤー2022/02/24

tak

3
何とも硬い内容だったんだが、間違いなく正論。2016/05/17

siomin

2
経済学の専門家がプロ野球を労働経済学の視点から分析するという触れ込みですが,単なる個人の改革案を述べているのに終わっています。著者は古くから野球を見ていて阪神ファンのようですが,本当に詳しいのか勘繰りたくなる記述も。2005年が前年比で観客数が減っているのを,合併騒動で嫌気をさした人が多かったと分析しているけど,それよりも観衆発表を実数にしたほうが大きいでしょうし,そこに触れないのは不思議でした。経営面や労働政策面からプロスポーツを分析したら面白いと思うのですが,その域に及んでないのが残念。2017/03/21

やましょう

2
経済学というか提案。内容が中途半端だし、誤植や認識違いも目立つ。バッファローズって。バファローズだよ。2000年に小笠原が巨人に移籍って流石に酷すぎ。清原の巨人移籍をなかった事にしてるし。あとソリアーノが日本で活躍したから、広島からヤンキースが引き抜いたってのは、どう考えてもおかしい。確かに正論や面白い部分もあるので、もう少しなんとかならなかったのかと、残念でならない。2016/06/30

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