愛と癒しと殺人に欠けた小説集

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愛と癒しと殺人に欠けた小説集

  • 著者名:伊井直行【著】
  • 価格 ¥1,771(本体¥1,610)
  • 特価 ¥885(本体¥805)
  • 講談社(2016/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784062136730

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内容説明

話題短編を集めた珠玉の作品集。「この世に平凡な人なんかいません。近づいてよく見ればみんな変。この世の平凡な真実です。でも近づいて、よく見ることは実は難しい。「近づいて、よく見る」には小説が役立ちます。小説はこの世の真実を映す、歪んでいるのに真正な鏡だから(そうでありますように! )。この小説集に収録されているのは、鏡の6つの破片です。この本は、愛や癒しや殺人を求める人には向きません。」(著者敬白)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イノ

15
愛と癒しと殺人を主題としていないが、日常の親しみや焦りや苛立ちを読者に感じさせれば、十分に小説として成り立つんだな。善悪のハッキリした対立は簡単に主題と成るえるが、その安易な手法だけが正しい姿では無いと思い出させてくれた。2015/07/25

ともちゅん

12
日常の中の非日常。ありふれていそうだけど、奇妙。独特の世界観があるなあと感じました。一話目か印象的。2015/04/29

秋良

6
なんというか、小説を読むからには愛や憎しみや暴力や殺人や、まあ何でもいいんだけど何かが起こるのを読んでドラマとかカタルシス、そんなものを味わいたいと思う。だから、何も起きていないことを小説にして読ませてしまう人は技量のある作家であると言えるのでは。2018/06/12

shi-take

4
ただひたすらに淡々としている。何かが始まる予感だけ残して終わる。面白い、楽しい、悲しい、苦しい、そういう感動は見つけられないけど、なんとなく気になる内容だった。2014/09/30

pon

4
見事に欠けていた。最後の短編「えりの恋人」では愛が多少出ようとしていたが、結局出なかった。よく読むと前後する短編で小道具などに繋がりがある気が。2014/09/28

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