講談社+α新書<br> 数字・データ・統計的に正しい日本の針路

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講談社+α新書
数字・データ・統計的に正しい日本の針路

  • 著者名:高橋洋一【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2016/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062729277

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内容説明

景気情勢、アベノミクス、格差社会、消費税増税、金融緩和、集団的自衛権、欧州危機、南シナ海問題、中国経済、TPP、橋下府政……日本を悩ます上記の諸問題に対し、数字・データ・統計を駆使して定説をぶった切り、「正解」を導く。タカハシ教授・痛快無比の時事エッセイ。「現代ビジネス」人気No.1連載が待望の書籍化!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

18
軍事、経済、雇用、GDPの推移など日本のデータ、グラフが数多く出され、まじまじと見てしまうのだけれども、筆者の意見が諸々少しばかりアグレシブで、文章読んでいると集中度、理解度にに欠いてしまった。いずれにせよ、データは面白いです。2017/07/02

さきん

18
数字・データを下に理路整然と解説する内容はすばらしい。アベノミクス批判として金融緩和を批判することは筋違いだと私も思った。しかし、TPPに関しては、日本が比較優位にあると著者は見ているが、短期間に6000ページも書かれた文書の中にどのような引っ掛けや罠がしかけられているのかまだわからない。格差について、確かにアングロサクソン諸国よりは格差は圧倒的に開いておらず、若者の失業率も低い。しかし、1970年の一番所得格差が少なかったときに比べればやや開いてきている。どこまで許容するのかは個人差はある。 2016/04/08

Masa

9
ビジネスマンの多い丸善日本橋店探索、新書売り上げ第3位の本。元大蔵官僚、内閣参事官。結論ありきで数字・データを集める事も出来るので100パーセント信用は出来ないが、適当な事ばっかり言ってるマスコミよりは信頼出来る。特に数字・データを挙げて左派系識者・マスコミを大いに批判しているが、どう反論するか見てみたい(出来はしないと思うが)。現時点ではアベノミクスは大正解、財務省1000兆円借金の大ウソ、リスクとコストで考えれば集団的自衛権は正しい、消費税10%は絶対ダメなどなどが良く分かります。面白い本です。2016/04/08

しんたろう

8
徹底したデータ分析に基づきクールに日本経済の現状を分析しアベノミクス・異次元金融緩和を評価する本。雇用の拡大を通じ社会的弱者を救済している事実に対し、野党の金持ち・大企業優先を声高に叫ぶ批判がいかにトンチンカンかが良くわかる良著ではないでしょうか。日本国バランスシート分析による財政破綻論の怪しさの指摘もクールです。2016/07/31

まゆまゆ

7
公式発表されている統計データから、報道等で言われる意図的なウソを読み解いていく内容。最近の格差問題といわれるのは個人的嫉妬と断罪し、金融政策による雇用改善(就業者数の増)を絶賛。非正規の増を認めつつも正規の前にまずは非正規が増えると論破する。誕生日パラドクスの話も興味深い。2016/08/08

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